今年2月にオープンしたばかりの、柏レイソルルーム。今回筆者は取材許可をいただき、その全容を伺うことができた。ここでは詳細をお見せしたい。
柏レイソルルーム
ザ・ルクソー南柏
2018年に、JR南柏駅から徒歩1分の立地に誕生した「グランパークホテル ザ・ルクソー南柏」。2022年には予約サイトagodaの、カスタマーレビューアワードを受賞し、人気を高めている。
外観・館内ともに品の高い雰囲気を醸し出すこのホテルには、宿泊部屋だけでなくジムや大浴場、サウナもある。またバーやテラス席も設けており、飲食も楽しめる多機能型のリゾート空間ホテルである。
レイソルルームの全容
7階の2部屋が、柏レイソルのコンセプトルームになっている。入口ドアにはレイソルのフラッグ。中に入ると、ベッドの上にはレイソルのロゴがあり、シンプルだが大胆な壁画は部屋を明るくする。
横には2023シーズンの選手サイン入りユニフォームが。
そしてベッドの上には、3種類のクッションも。ファンやサポーターにとって堪らない空間となっている。
インタビュー
Q1 柏レイソルと契約した背景は
マーケティング戦略として1等地から外れたところを狙っており、このホテルもあえて柏駅ではなく南柏駅を選んだ。地元と連携と考えた場合、柏レイソルさんは柏で根強い人気を誇っているので、われわれも当然検討していた。
4年前に一度進めていたのだが、コロナで延期になってしまった。昨年久しぶりに連絡をし、契約の話を再開して11月に締結に至った。
Q2 柏レイソルルーム販売に至った経緯は
地域を盛り上げていきたいとなった時、やはりレイソルさんと色々できたら面白いよねっていうのがあった。最初は観戦チケット付きの宿泊プランを考えていたが、それだけだとホーム試合の試合数のみで年間365日のなかでも限られてしまう。
レイソルさんと組ませていただくからには、やはり地元の人にも利用していただきたい。コンセプトルームの方が、より楽しんでいただけるんじゃないかな、ということでこちらから提案をした。
Q3 コンセプトルームを作るうえで大切にしたことは
全体のイメージは、グループ内の日本プロ野球のコンセプトルームを参考にした。このホテルはビジネスホテルの分類だが、デザイナーズホテルの方に少し軸足を振っている。そのため壁紙が全部真っ黄色、ではなくて、シンプルにロゴをうまく活かしたデザインに落ち着かせた。
来年再来年はどんどん進化して、より派手になっていく方向だと思う。そうして1度だけでなく2度3度は来ていただけるようなものにしたい。
Q4 現時点の予約率は
レイソルルームは2部屋あって、現在(3/30時点)は50％。出だしはかなり好調かなと。
Q5 お客さんにどんな楽しみ方をしてもらいたいか
1,000円付きのチケットプランもあるので、例えば部屋のクッションルームが気に入ったらぜひ買ってもらえればと。
もう1つはバーで1杯無料プランをやっているので、DAZNで試合観戦をしながらお酒なども楽しんでもらいたい。アウェイの時もレイソルサポーターの方が集まって見ていただけると嬉しい。
あと先ほど言った部屋のグレードアップ、もしくはバージョンアップ。宿泊した方にはご連絡差し上げるので、違ったバリエーションも存分に楽しんでいただきたい。
ビュッフェ
当初は予定にはなかったが、ホテル側のご厚意でランチビュッフェをいただいた。10種類ほどあるメニューから1つメインディッシュを選択し、他はビュッフェスタイルとなっている。
今回注文したのは骨付きステーキ。迫力があり食べ応え十分で、まるで漫画の世界に出てくるような料理であった。
ビュッフェはサラダや揚げ物、ラーメンにデザートと30種類ほどの充実したラインナップ。月替わりの限定メニューも用意されており、今回は桜をイメージしたデザートをいただいた。
ビールをプレゼント
柏レイソルの会員に適用されている、ビール1本無料プレゼントの特典を、このブログの訪問者にも適用していただくことになった。
公式サイトから宿泊予約をし、フロントかバーにて「ブログを見た」とスタッフに伝えればOK。
なおビールも柏産のもので、日立台すぐ近くのメーカーから仕入れているとのこと。柏レイソルをイメージした商品だ。
go-grandpark-ex.reservation.jp
グランパークホテル ザ・ルクソー南柏ホームページ
新たな楽しみ方ができた
柏レイソルは地域密着のサッカークラブである。これまでも様々な商品やコラボグッズがあったが、今回のような楽しみ方は、長年のファンやサポーターでさえ経験なかったかもしれない。
サッカーの試合を見るだけではなく、あらゆる楽しみ方を体験する第一歩として、ぜひザ・ルクソー南柏の柏レイソルルームに訪れてはいかがだろうか。
＊写真はすべて許諾を得て筆者が撮影もの
