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<チーム分析>vs京都サンガFC J1第10節


4/29(土)に、J1柏レイソルvs京都サンガFCが、三協フロンテア柏スタジアム(日立台)で開催される。ゴールデンウイーク3連戦の初戦となる、大事な一戦だ。そこでここでは、相手チームの京都サンガについて分析する。

 

移籍動向

 

2022シーズンは入れ替え戦と末、何とかJ1残留を果たした。復帰2年目は安定した戦いを図りたいところだが、補強に関しては少し物足りない印象だ。

 

昨年主力だった上福元、武富、ウタカらを放出した。ベテラン勢の貢献度は大きかっただけに不安が募る。また左SBの荻原は浦和レッズへ戻り、本多はヴィッセル神戸へステップアップ。左SBが手薄になってしまった。

 

加入選手ではパトリックを筆頭に、FW陣を多く獲得した。J2で結果を残した木下、一美はJ1で戦えるかがキーとなるだろう。

 

直近の試合

サガン鳥栖とホームで戦い、結果は2-3で逆転負けを喫した。先制したものの前半のうちに3失点を喫し、さらに退場者が出て苦しい状況となった。ハードワークを武器とするチームは、現在9位と悪くはないが、安定感に欠ける試合が続いている。

 

ベースとなるシステムは4-3-3である。サガンとの試合では左SBに佐藤が入り、中盤3枚はアカデミー育ちの川崎、福岡に加え、松田が務めた。FW陣の組み合わせは、試行錯誤中のようだが、ジョーカーにパトリックを使うパターンが多い。

 

失点シーンはヘディングとセットプレーから2点。特にクロスへの対応は問題があるように感じた。ハイプレスをはがされたときは一気にピンチを招き、シュートまで持っていかれてしまう。

 

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ハイプレスをかいくぐれるか

柏レイソルはロングボールを主体に攻撃するチームだが、低い位置でのビルドアップ時は注意したい。前節ではミスからの失点で敗戦を喫した。今回の試合で同様なことは起こしてはならない。

 

欠場だったフロート、ドウグラスの出場可否が、この試合を左右すると言っても過言ではない。高さのある2人なら、必ずボールを収めてくれるはず。ハイプレスをシンプルにロングボールで回避するのには、欠かせない選手となる。また先制を許した場合の攻撃オプションも考えなければいけない。サンガは5バックも使ってくるチームだからだ。升掛や山本、ファルザンといったドリブラーは必要だ。

 

ホームでは公式戦2連勝中。しかし2022シーズンはホームでこの相手に2敗しており、相性はやや悪い。試合の内容は改善されつつある今、勝ち点3をつかめればゴールデンウイークの連戦を良い形で戦えるはずだ。

 

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