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<マッチレビュー>J1第15節川崎フロンターレvs柏レイソル 2023年5月28日

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5/28(日)に、J1の川崎フロンターレvs柏レイソルが、等々力陸上競技場で開催された。前半に2点を奪ったフロンターレが、そのまま逃げ切り勝利した。この試合を振り返る。

 

 

メンバー

両チームのスタメンはこちら。

サブ

川崎フロンターレ

GK 1 チョン・ソンリョン

MF 16 瀬古(←14脇坂、92分)

MF 18 チャナティップ

MF 30 瀬川(←33宮代、87分)

MF 31 山村

MF 49 小塚(←10大島、67分)

FW 9 ダミアン

 

柏レイソル

GK 21 佐々木

DF 2 三丸(←16片山、69分

DF 34 土屋(←50立田、80分)

MF 6 椎橋

FW 17 フロート(←11山田康、46分)

FW 9 武藤(←41仙頭、46分)

FW 49  ドウグラス(←14小屋松、73分)

 

フロンターレは前節からスタメン4名を変更。レイソルから移籍した大南がCB、小林が最前線を務める。レアンドロ・ダミアンが久々のメンバー入りとなった。

 

アウェイのレイソルは前節から1枚を変更、サヴィオがメンバー外となり、怪我明けの仙頭がスタメンに復帰。ベンチにはフロート、武藤、ドウグラスとFW陣を揃えた。

 

内容

前半はフロンターレレイソルを圧倒した。1分に小林がシュートを放つと、怒涛の攻撃を見せる。7分には家長がシュート。レイソルは8分に細谷がフリーで抜け出したがオフサイド。その後も立て続けにピンチを迎えたレイソルは、ミスから失点する。スローインから立田のボールを奪った小林が決め、フロンターレが先制。34分はレイソルに決定機。ミスから細谷が無人のゴールに流し込んだが枠を外れる。すると終了間際にフロンターレの登里がゴラッソを決め、2-0で前半を折り返す。

 

後半頭からレイソルは武藤とフロートを投入する。するとレイソルが攻め立てる。51分は武藤がシュートもわずかに外れる。54分はフロンターレに決定機。大島が抜け出しシュートを放つもポストに嫌われる。ドウグラスも投入し4-2-4で攻めるレイソル。終盤のドウグラスのヘディングシュートはどれもゴールに至らず。試合はこのまま終了し、2-0でホームのフロンターレが勝利を収めた。

 

スタッツ

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前半に何度も決定機を作られて、最終的には21本のシュートを打たれた。フロンターレはここ数試合の不安定なパフォーマンスから改善し、支配率60%、パス成功数677本と実力を見せつけた。レイソルは枠内シュート2本と依然としてゴール前のクオリティに欠けるデータとなった。

 

 

キーモーメント

前半終了間際のフロンターレの2点目。左サイドから侵入したフロンターレの登里。脇坂のリターンを受けて中に進路を取ると、利き足でない右足でシュート。これが見事にネットに突き刺さり、勝利を大きく手繰り寄せた。

 

レイソルは右サイドハーフ山田康太のところで後手を踏んだ。前半立ち上がりから再三攻められ、修正ができないまま失点を喫してしまった。彼だけの責任ではないが、チームとしてどう穴を塞ぐのか早めに見出せないところは、今後の不安要素である。

DAZN Japan 公式Twitter

 

新体制で3試合勝ちなし

井原新監督になってから公式戦3試合は1分2敗。新しいチャレンジをしているが結果にはまだ表れていない。

 

リーグ前半戦は残り2試合で、今節は最下位のガンバ大阪が勝利したため残留争いは団子状態となった。もしこの2試合で勝ち点を奪えなければ、大金を使ってでも夏に補強しなければ危うくなるだろう。

 

次の北海道コンサドーレ札幌戦、ホームで新体制の初勝利を手にするために、1週間対策を練って欲しい。

 

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*写真はすべて筆者が撮影

 

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