10min+

このコンテンツでは、柏レイソルを中心に国内・海外サッカーの話題や、千葉県柏市の話題を取り上げる。

MENU

<チーム分析>vs横浜F・マリノス J1第17節


6/10(土)に、J1の横浜F・マリノスvs柏レイソルの試合が、日産スタジアムで開催される。ここでは対戦相手のマリノスについて分析する。

 

 

移籍動向

フットボールチャンネルHPを参考に作成

2022シーズンのチャンピオンは現有戦力を維持しつつも、適度な入れ替えを行った。補強した選手ではGKの一森、飯倉、レイソルから上島を獲得した。開幕後にはレンタルで杉本の加入も発表した。

 

放出した選手では、高丘と岩田、天野が海外へ。レオセアラはセレッソ、仲川はFC東京へ移籍した。また主力になれなかった選手も複数名放出している。守備の要が抜けたが、チームの総合力で好調を維持している。

直近の試合

FC東京とのアウェイゲームを3-2で勝利し、2位の位置につけている。2022シーズンのチャンピオンは下馬評通りの強いサッカーを展開し、今シーズンも連覇へ向け順調である。

 

昨シーズンに引き続き4-2-3-1の布陣をベースに戦う。この試合では開始40秒にアンデルソン・ロペスがヘディングで決めたが、オリヴェイラに2点を決められ前半をビハインドで折り返した。それでもロペスがこの日2点目を決め追いつくと、FC東京松木が退場し数的優位に。そしてマルコス・ジュニオールが決勝点を挙げて勝ち切った。

 

2023シーズンのロペスは好調で11ゴールを決めている。今シーズンは時折中盤に下りてきてポストプレーをする回数が多いが、ゴール前での決定力はすさまじい。ウイングはヤン・マテウスがチームにフィットしたことで競争が激化。守備陣ではGK高丘の穴を一森が埋めることに成功している。

フォーメーション図

 

王者から勝ち点を奪えるか

2022シーズンこの会場での同対戦は0-4の完敗。成すすべなく敗れ去ったあの試合と、同じ展開にしてはいけない。しかしポゼッションスタイルのチームに現在連敗中で、この試合も厳しい戦いになることは間違いない。

 

天皇杯で活躍したプレイヤーをどのように活用するか、井原監督のメンバーチョイスに注目したい。個人的にはハットトリックの真家、ドリブラーの升掛あるいは山本あたりはベンチ入りさせてほしいところだ。

 

この試合でリーグの半分を終える。残留争いは依然として混戦模様であることから、勝ち点1でも拾えるかが終盤に響いてくる。相手の攻撃陣を抑え、前半戦ラストを良い形で終えられるか。

 

関連記事はこちら

note.com