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<マッチレビュー>J1第28節サンフレッチェ広島vs柏レイソル 2024年8月25日

8/25(日)にJ1のサンフレッチェ広島vs柏レイソルの試合が、エディオンピースウイングスタジアム広島で開催された。試合は2ゴールを奪ったサンフレッチェが勝利を収めた。この試合を振り返る。

メンバー

両チームのスタメンはこちら

サブ

サンフレッチェ広島

GK 22 川浪

DF 27 イヨハ理(←24東、90+6分)

MF 16 志知

MF 30 アルスラン(←11満田、85分)

MF 32 越道(←13新井、90+6分)

MF 35 中島(←66川辺、85分)

FW 9 D・ヴィエイラ(←33塩谷、77分)

 

柏レイソル

GK 21 佐々木

DF 22 野田

DF 34 土屋(←16片山、71分)

MF 29 島村(←6山田雄、58分)

MF 48 熊澤(←28戸嶋、85分)

FW 18 垣田(←19細谷、71分)

FW 15 木下(←14小屋松、58分)

 

5連勝中と絶好調サンフレッチェは前節と同じスタメンで挑む。3−4−2−1のシステムで、最前線には加藤、シャドーには満田と松本泰志。ベルギーから復帰した川辺も名を連ねた。ベンチにはドウグラスヴィエイラ等が控える。

 

アウェイ連戦のレイソルは前節のスタメンから1枚を変更。手塚のところを戸嶋に変更した。ベンチには垣田、木下、島村らが控える。なお手塚と関根はメンバーから外れた。

内容

30度以上の暑さの中キックオフされたゲーム。立ち上がりはレイソルが攻める。5分には細谷がシュート。直後にはサヴィオがシュートもブロックに遭う。9分にもサヴィオミドルシュート。徐々にサンフレッチェがペースを掴むと、28分に荒木がヘディングシュート。31分にはビッグチャンス。サンフレッチェの松本泰志がゴール前でGKの頭上を浮かすループシュート。しかし片山がゴールラインでクリアする。このプレーでレイソルGK松本健太が倒れ込むがプレー続行となる。それでも38分、サンフレッチェの中野がこぼれ球からゴールを決めて先制点を奪う。45分+1分には川辺がシュートを放つ。前半は1−0でサンフレッチェがリードする。

 

後半頭もサンフレッチェがチャンスを作る展開。51分CKから加藤がシュート。52分はレイソル細谷に決定機。GK大迫と1vs1になるがシュートは枠を捉えられず。57分サンフレッチェはFKから中野がヘディングシュート。これを細谷が体を投げ出してクリアする。直後にレイソルは2枚替えを敢行するが、65分、サンフレッチェに追加点が生まれる。左サイドの松本泰志が早いクロスを送ると、オウンゴールとなり2−0。67分には東のシュートが左ポストに弾かれる。レイソルは垣田を投入し攻勢を強める。74分こぼれ球から垣田がシュートもGK大迫が防ぐ。78分には土屋がミドルシュート。83分、サンフレッチェ加藤が抜け出したところを古賀がファールで止めると、DOGSO(決定機阻止)で一発退場。レイソルは10人となってしまう。87分、そのファールのFKから新井が狙うがわずかに外れる。90分にはヴィエイラが決定機を迎えるもわずかに逸れる。レイソルはその後も攻撃が機能せず。サンフレッチェが決定機を幾度も作り試合終了。2−0で試合はサンフレッチェ広島が勝利した。

スタッツ

基本スタッツ

レイソルは前半においては互角の内容を見せたが、後半については厳しい展開となりサンフレッチェに18本ものシュートを浴びた。やはり決定力の面で差がでてしまい、枠内シュート数は互角でもホームチームは2ゴールを決めた。スプリント数ではレイソルが上回ったが、結果には結びつかず。今シーズン初の退場者を出すゲームとなってしまった。

キーモーメント

52分の細谷の決定機。古賀からのロングパスに反応した細谷が、荒木を振り切りゴール前へ。GK大迫と1vs1の状況になり右隅を狙ったが、シュートは枠の外に流れていってしまった。再三荒木に防がれた細谷にとって、最大の決定機だったが決めきることはできず。その後2失点目を決められ、チームは厳しい状況になっただけに、このシーンでエースの不発は悔やまれた。

MVP

サンフレッチェ右CBの中野を選びたい。右ウイングバックからここ最近はCBで起用されているが、好パフォーマンスを見せておりこの試合でも輝いていた。ゴールシーンでは新井のクロスに当たってこぼれたボールを、見事なシュートで決めてみせた。走力や対人能力でも要所要所で光ったものを見せ、視察に来た森保監督にアピールできたはずだ。サンフレッチェの優勝はこの男が鍵を握っているかもしれない。

格の違いを見せられ完敗

チャンスはあったものの、結果としては好調サンフレッチェの前に為すすべなく敗戦を喫した。特に後半頭はチャンスを決めきれず追加点を許し、終盤には古賀がレッドカードで退場となり万事休すとなった。

 

前節の勢いをそのままに勝利を目指したが、井原監督の言葉を借りるなら「僅かな差が大きな差」であることを痛感した試合だった。この試合でもアンラッキーはあったものの、それが重なった結果として今のレイソルの順位を示している。

 

次戦は大黒柱のキャプテンを欠く。さらに関根も出場が不透明とDFラインがスクランブル状態である。ホーム日立台で底力を見せてほしい。

 

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