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<マッチレビュー>J1第32節セレッソ大阪vs柏レイソル 2024年9月28日

9/28(土)にJ1セレッソ大阪vs柏レイソルの試合が、ヨドコウ桜スタジアムで開催された。試合は両チームともにゴールを奪えずに0−0の引き分けに終わった。。この試合を振り返る。

メンバー

両チームのスタメンはこちら

サブ

セレッソ大阪

GK 31 清水

DF 16 奥田

MF 25 奥埜

MF 27 カピシャーバ(←77フェルナンデス、68分)

MF 48 柴山(←38北野、78分)

FW 29 山﨑(←9レオ・セアラ、87分)

FW 55 ブエノ

 

柏レイソル

GK 21 佐々木

DF 34 土屋

DF 50 立田

MF 33 白井

MF 48 熊澤(←28戸嶋、56分)

MF 29 島村(←14小屋松、75分)

FW 18 垣田(←15木下、75分)

 

ホームのセレッソは3バックを採用。レオ・セアラを最前線に、フェルナンデスと北野が2シャドーの配置。阪田と為田をウイングバックで起用した。ベンチにはブエノ、山﨑、カピシャーバらが控える。

 

アウェイのレイソルは、細谷が出場停止のため、2トップは小屋松と木下のコンビとなった。ベンチには垣田、島村、熊澤らが控える。

内容

前半は固い展開でシュートチャンスを生み出せない両チーム。17分はセレッソにチャンス。FKからLフェルナンデスが右足でゴールを狙うも、得点には至らない。24分はレイソルにチャンス。木下の落としから手塚が枠内シュートもGKキムが防ぐ。30分にはレイソルジエゴのクロスに木下がヘディングシュート。33分にはジエゴがシュートを放つ。41分はセレッソがFKから最後は田中がシュート。しかし枠を捉えられず。0−0で折り返す。

 

後半はセレッソがチャンスを作る。49分にフェルナンデスがカットインからシュート。これはGK松本がセーブ。レイソルは56分に熊澤を投入、トップ下として起用した。58分はサヴィオが中央から枠内シュート。64分にはセレッソのCKから田中がヘディングシュート。74分はまたもCKからレオ・セアラが惜しいシュートを放つ。レイソルは82分に熊澤が反転からシュート。しかしGKキムに防がれてしまう。84分にはセレッソに決定機。右サイドのクロスからカピシャーバが反転しシュート。しかしレイソルの島村がブロックしゴールとはならない。CKを重ねたセレッソだったが、ゴールを奪うことはできずに試合終了。0−0の引き分けに終わった。

スタッツ

基本スタッツ

シュート数はセレッソが10本とレイソルを上回ったが、枠内シュートはレイソルが上回った。またセットプレーの数はセレッソが大幅に上回るスタッツとなった。レイソルは合計4枚のイエローカードを受け、3選手が次節出場停止となってしまった。

キーモーメント

84分のセレッソの決定機。右サイドから細かいパス回しでペナルティエリア内に侵入し、グラウンダーのクロスがカピシャーバの足元へ。マークしていたレイソルの関根を振り切り左足でシュートを試みたが、島村が体でブロックした。セレッソにとってこの試合で最大のチャンスだったが、レイソルの体を張ったディフェンスによりゴールを奪えず。前節に続き、全員が守備で戦う姿勢を見せたシーンであった。

MVP

レイソルのサヴィオを挙げたい。前半の立ち上がりから素晴らしいテクニックで相手を翻弄し続けた。フェイントで相手の逆を突き、股下を通す技術はJ1で指折りである。また守備でも最後尾まで戻り、人一倍の運動量でチームをけん引した。前節は精彩を欠いたレイソルの10番が、この試合では本来のパフォーマンスを見せてくれた。

2試合連続の無失点

前節のアントラーズ戦に続き、アウェイの地で無失点で勝点1を手にした。J1残留へ勝点を積むことは最低限のタスクであり、この試合でも遂行できたと言える。

 

この試合では後半の途中から熊澤をトップ下に、小屋松を右サイドに、山田をボランチに配置した。特にボランチに山田を配置したのは初めてであったが、悪くないパフォーマンスを見せてくれた。熊澤も惜しいシュートを放ち、存在感を見せたと言える。

 

次節は犬飼、戸嶋、手塚の3名が出場停止となる。後半戦い入り、累積警告がチームのバランスを崩すきっかけにもなり得る。難しい状況だが、ホーム日立台で勝利できると信じている。

 

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