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<マッチレビュー>J1第33節柏レイソルvs横浜F・マリノス 2024年10月5日

10/5(土)にJ1柏レイソルvs横浜F・マリノスの試合が、三協フロンテア柏スタジアム(日立台)で開催された。試合はサヴィオのゴールを守りきったレイソルが1−0で勝利した。 この試合を振り返る。

メンバー

両チームのスタメンはこちら

サブ

柏レイソル

GK 21 佐々木

DF 34 土屋

DF 22 野田

MF 27 熊坂(←33白井、69分)

MF 48 熊澤(←19細谷、85分)

MF 29 島村(←14小屋松、85分)

FW 18 垣田(←15木下、69分)

 

横浜F・マリノス

GK 31 白坂

DF 39 渡邊(←13小池、62分)

MF 20 天野(←7エウベル、62分)

MF 45 ジャン・クルード(←47山村、72分)

FW 11 ヤン・マテウス(←35榊原、46分)

FW 9 西村(←14植中、72分)

FW 18 水沼

 

レイソルは出場停止が3名いる状況の中、立田をCBに、白井と山田雄士をボランチに、右サイドに小屋松を起用した。2トップは木下と細谷のコンビ。ベンチには垣田、島村、熊坂らが控える。

 

マリノスACLエリートから中2日のハードスケジュール。小池龍太と山村を初スタメンで起用。古巣対決のエドゥアルドも名を連ねた。ベンチには西村、ヤン・マテウスらが控える。

内容

雨の中開始されたゲーム。前半の立ち上がりはレイソルのペース。5分にFKからサヴィオがシュート。直後のCKから木下がヘディングシュート。9分には先制点を奪う。高い位置でカウンターを発動、サヴィオがDFの股を射抜いてゴールを決めた。その後はマリノスがボールを保持する。21分はレイソルのミスを突いてエウベルがシュート。しかしゴール右にそれる。24分は山村がシュート。26分ロペスが枠内シュートもGK松本がセーブ。33分はレイソルの木下が左足でシュート。45+2分は関根がシュートもDFにブロックされる。前半は1−0でレイソルがリードする。

 

後半頭からマリノスがヤン・マテウスを投入しシステムを4−3−3に変更した。47分は加藤がシュート。48分はレイソルのサヴィオがシュート。55分は関根がグラウンダーのクロスでチャンスもFWが僅かに合わせられず。56分はマリノスの植中が抜け出しシュートもGK松本が防ぐ。58分はレイソル細谷が枠内シュートを放つ。68分はレイソルに決定機。細谷が裏に抜け出しシュート。しかしGKポープがセーブする。71分はレイソルのCKからジエゴがシュート。75分はマリノス天野がシュートを放つ。直後のCKから加藤がシュート。82分はマリノスに決定機。天野が枠内にヘディングシュートも古賀がブロックする。その後はレイソルが巧みに時間を浪費し、試合終了のホイッスル。1−0でレイソルが6試合ぶりに勝利を収めた。

スタッツ

基本スタッツ

レイソルマリノスも、枠内シュート数は多く記録した。レイソルは16本のシュートのうち12本が枠内であり、決定機を含めると追加点を奪ってもおかしくない内容であった。マリノスはポゼッション率64%を記録したが、思うようにシュートシーンまで持っていくことはできなかった。レイソルはスプリント数144とマリノスを大きく上回った。

キーモーメント

レイソルのゴールシーン。前線から中盤に降りてきたロペスからボールを奪取すると、細谷がサヴィオへパス。サヴィオは畠中に1vs1を挑みペナルティエリア内に侵入、股下を開けさせてニアサイドへシュートを放ち、見事にゴールネットを揺らした。レイソルとしてはカウンターからゴールまでの道筋をトレーニングしていたはずで、このシーンはまさしく狙い通りのゴールと言える。

MVP

レイソルのサヴィオを挙げたい。この試合でも左サイドで格の違いを見せて、前半に貴重なゴールを決めてみせた。攻撃だけでなく守備でもハードワークし、ジエゴのカバーまでこなした。レイソルの10番のもとには第二子が誕生する予定である。ゴールパフォーマンスではその喜びも表現をした。J1屈指のスタッツを残しているブラジル人プレイヤーは、このあとの試合もレイソルをけん引する。

6試合ぶりの勝利

前半のゴールを最後まで守りきり、リーグ戦6試合ぶりの勝点3を手にした。ホーム日立台では約3ヶ月ぶりの勝利となった。

 

主力選手が3名もいた中でも、各個人がハードワークし攻撃時はシュートまで持ち込む展開を続けた。交代した選手も与えられたタスクをきっちりこなし、3試合連続のクリーンシートを達成した。

 

本来の守備の固さを取り戻したレイソル。残留争いに巻き込まれているなかで、大きな勝利となったことは間違いない。次戦は連勝を目指し、強敵の町田ゼルビアと戦うことになる。

 

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