10/5(土)に行われた横浜F・マリノス戦で久々の勝利を収めた柏レイソル。勝点38の16位の順位に位置し、降格圏18位のジュビロ磐田との勝点差を6とした。ここでは柏レイソルの今後の展望を徹底予測していきたい。
勝点41が残留ライン
J1リーグの2015シーズンからの過去データを見てみると、降格圏チームの中で最も成績の良かったのは、2018シーズンのジュビロ磐田で勝点41。しかしこのシーズンは入れ替えプレーオフがあり、最終的にジュビロはJ1残留を果たした。
つまりこの勝点41を取ることが、柏レイソルが残留するための最低条件となる。残り6試合で勝点3よりも多く獲得できれば、2025シーズンもトップリーグで戦うことができるはずなので、1勝1分以上を目指したい。
残り6試合の対戦相手とデータ
柏レイソルの今後の対戦相手を見ていく。
・10/19(土) vsFC町田ゼルビア(H)
・10/23(土) vs浦和レッズ(A)
・11/3(日) vsアビスパ福岡(A)
・11/9(土) vsアルビレックス新潟(H)
・11/30(土) vsヴィッセル神戸(H)
・12/8(日) vs北海道コンサドーレ札幌(A)
直近ではJ2から初めてJ1に昇格し旋風を巻き起こしているFC町田ゼルビアと対戦する。アウェイでの試合は完敗を喫したが、ここ数試合は低迷しておりレイソルも十分に勝機がある。
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10/23は雷雨の影響で延期となった浦和レッズ戦が行われる。アウェイでのレッズ戦は相性が悪く、J1リーグ戦での埼玉スタジアムでの試合は3連敗中である。アウェイのアビスパ福岡戦とホームのアルビレックス新潟戦は、勝点を掴みたいところである。早ければこの2試合で残留を確定させることも考えられる。
ホーム最終戦となる11/30のヴィッセル神戸戦。レイソルはこの相手と相性が良く、通算の対戦成績は34勝8分18敗と勝ち越している。アウェイでのこの対戦カードでも、木下康介のゴールでレイソルが1−0で勝利した。
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そして最終節はアウェイで北海道コンサドーレ札幌と対戦する。札幌ドームから「大和ハウス プレミストドーム」と名称変更してから初めての試合となるが、このスタジアムではレイソルが2連勝中である。また、直近の公式戦でもコンサドーレに3連勝を飾っており、データ上ではレイソルが優位と言える。
最終順位の予想
そして2024シーズンの柏レイソルの最終順位を予想する。
15位 勝点45
この6試合で2勝1分で残留を確定できると予想する。町田ゼルビアと浦和レッズで連敗すると状況は厳しくなるが、それでも残り4試合の対戦相手を考えると、十分計算できる勝点である。
順位について言えば、川崎フロンターレをはじめ、まだ残留を確定できていないチームが数多くあり最後まで混戦になるはずだ。レイソルが一気に上の順位まで上がれる可能性を考慮して、15位と予想する。
まずは無失点に抑えること
直近は堅守が光り、3試合をクリーンシートで終えているレイソル。このまま堅い守備を継続できれば自ずと残留は見えてくる。GK松本健太、DF古賀太陽を中心とした守備陣の活躍は今後も必要である。
攻撃陣では、ここ数試合ゴールが取れていない木下の奮起を期待したい。スタメン出場の機会が増えているので、積極的にシュートを放ってほしい。また途中出場で変化を起こせる島村拓弥、熊澤和希らが結果を残すと、残留の2文字が大きく近づくことだろう。
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