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<マッチレビュー>J1第34節柏レイソルvsFC町田ゼルビア

f:id:gotohitachidai8:20241019180916j:image10/19(土)にJ1柏レイソルvsFC町田ゼルビアの試合が、三協フロンテア柏スタジアム(日立台)で開催された。試合は細谷のゴールでレイソルが先制も、後半アディショナルタイムにゼルビアがPKで追いつき1−1で終えた。この試合を振り返る。

メンバー

両チームのスタメンはこちら

サブ

柏レイソル

GK 21 佐々木

DF 34 土屋

DF 13 犬飼

MF 27 熊坂(←33白井、79分)

MF 48 熊澤(←10サヴィオ、70分)

MF 29 島村(←14小屋松、79分)

FW 17 フロート(←15木下、79分)

 

FC町田ゼルビア

GK 44 新井

DF 26 林(←13小池、62分)

MF 18 下田(←8仙頭、83分)

FW 10 ナ・サンホ(←39バイロン、64分)

FW 15 デューク(←90オ・セフン、72分)

FW 22 藤本(←7相馬、64分)

FW 30 中島(←9藤尾、72分)

 

ホームのレイソルはCBに立田を連続でスタメンに起用。ボランチは手塚と白井、右サイドに小屋松を起用し、FWは細谷と木下のコンビ。ベンチにはフロートが久しぶりに入った。

 

アウェイのゼルビアは4−4−2のシステム。古巣対決の仙頭がスタメンに名を連ねた。代表帰りの谷、望月はスタメン、デュークはベンチからのスタートとなった。

内容

気温が30度を超す暑い中で開始されたゲーム。前半の立ち上がりにサヴィオが倒れ込むがプレーを続ける。13分はレイソルのカウンター。サヴィオがカットしドリブル、最後は木下がシュートもGK谷がセーブ。26分はゼルビアの相馬がカットインからシュート。30分はCKからオ・セフンがヘディングシュート。37分はゼルビアにビッグチャンス。裏抜けした藤尾がダイレクトボレー、これをGK松本が弾いて凌ぐ。固い展開に終止し前半は0−0で折り返す。

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後半は少しずつシュートシーンが増える。47分はゼルビア仙頭がヘディングシュート。55分はレイソルのサヴィオがシュート。59分は細谷がシュート。63分はレイソルに先制点が生まれる。右CKからGK谷がこぼしたボールに、細谷がヘディングシュートでゴールネットを揺らした。ゼルビアは直後に2枚替えを行う。68分はカットインから小屋松が左足でシュート。終盤はゼルビアが畳み掛ける。77分は藤本がシュート。84分は下田がミドルシュートを放つ。89分、ゼルビアが左サイドを突破すると藤本がペナルティエリア内で倒される。VARが介入し、判定はPKに変更された。これを下田が決めて同点に追いつく。試合はこのまま終了し、1−1で終えた。

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スタッツ

基本スタッツ

両チームとも後半にシュート数を伸ばし、12本vs13本の拮抗したデータとなった。ポゼッション率は若干レイソルが上回った。セットプレーの数はレイソルが上回る結果となり、うち1ゴールに結びついた。しかしゼルビアもPKでゴールを決めた。スプリント回数と走行距離は互角の数字となった。

キーモーメント

ゼルビアのゴールシーン。左サイドを連携プレーで崩してペナルティエリア内深くに侵入、藤本がフロートに倒された。主審はファールがなかったとしてプレーを流したが、VARが介入。長い確認の時間を経て、PK判定にジャッジを変更し、下田がゴールを決めた。このシーンは当初、主審が自信を持ってPKではないと判断したが、ゼルビア側の猛抗議とVARからの助言でオンフィールドレビューへ。最終的にはジャッジを変更するに至った。レイソルとしては最終盤にまさかの失点を喫することとなった。

MVP

レイソルの立田を挙げたい。前回の対戦ではオ・セフン対策として抜擢されたが仕事を遂行できず。しかし2回目の対戦ではほぼパーフェクトのパフォーマンスを見せてくれた。空中戦では両FWに競り勝ち、後半には的確な判断でインターセプトを見せるシーンも数多くあった。またクロス対応でもしっかりと跳ね返すことができていた。ここ2試合で評価を上げている立田は、チームを残留へと導いてくれることだろう。

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まさかの失点で勝点2を失う

前半は固い展開となったが、後半に相手のミスから先制に成功、そのまま逃げ切りたいところだったが、後半アディショナルタイムに痛恨のPK献上、勝点1にとどまった。

 

この試合は右サイドの人材が不足し、熊澤と島村が後半途中から起用された。しかし守備が得意ではないプレイヤーのため、徐々に劣勢となり最終的にはこのサイドの守備が崩壊した。井原監督に対しては、犬飼を投入する5バックを採用するアイディアがなかったのか、疑問が残るばかりだ。

 

他会場では残留争いのライバル3チームが勝利することになった。この勝点2を落とした代償は大きく、18位のジュビロ磐田とは勝点4差である。J1残留をかけて、水曜日の浦和レッズ戦で同じことは決して許されない。

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