2024シーズンのJ1リーグはいよいよ最終盤に突入し、残りは2試合となった。4試合連続で後半アディショナルタイムに失点している柏レイソルだが、残留圏内の17位に位置しており、18位ジュビロ磐田との勝点差は「5」である。ここでは柏レイソルの残留条件をまとめていく。
勝点2を獲得すれば残留確定
11/16(土)に行われた、延期分のジュビロ磐田vs横浜F・マリノスの試合を反映した、順位がこちら。
【Jリーグ公式】2024シーズン J1残留争い条件まとめ :Jリーグ.jp
ジュビロ磐田が1試合未消化であったが、横浜F・マリノス相手に3-4で敗れた。そのため、勝点差は5のまま、残り2試合を戦うことになった。
レイソルとしては、残り2試合で勝点「2」を獲得すれば確実に残留ができる。しかし、次節の対戦相手は首位のヴィッセル神戸である。ホームとはいえ難しい試合になるだろう。また、最終節は19位北海道コンサドーレ札幌とのアウェイゲームだ。最悪の場合、この最終節で運命が決まる可能性がある。
残り2試合で勝点1のみの獲得にとどまったとしても、得失点差が「8」も開いており、レイソルが大量失点、もしくはジュビロとコンサドーレが大量得点しない限りは、その差がひっくり返ることはない。
以上から、レイソルが残留できる可能性は高いと言える。過去のデータからも勝点41が残留ラインなので、目の前の試合で負けないことが最重要である。
gotohitachidai8.hatenablog.com
ヴィッセル神戸戦の展望とポイント
ここからはヴィッセル神戸戦の展望を述べていきたい。2024シーズンの日立台最終戦は、チケットがほぼ完売で満員のレイソルサポーターが後押しをする。しかし、4試合連続で後半アディショナルタイムに失点していることが懸念事項のため、先制点を奪えるか、そして終盤に守りきれるかがポイントになる。
まず先制点を奪うために、左サイドからだけではなく、右サイドからの攻撃をどのように構築するか。現状では小屋松が務める右サイドだが、個人でなかなか突破するには至っていない。山田を再びスタメン起用する考えもあるが、井原監督はどちらの選手を起用するだろうか。
そして終盤の守り方については、この2週間で明確にするべきである。犬飼が負傷離脱した影響で、今後2試合は立田と古賀のCBコンビとなる。この2人をサポートするのは誰かが問題となっており、例えば割り切って野田や片山を投入して5バックにする策も考えられる。
もし4-4-2のままで逃げ切りを図るのであれば、ボランチの交代カードとして起用されることが多い、山田や熊坂、熊澤らがキーマンとなる。改めて中央での守備のタスクを遂行できるように準備をしてもらいたい。
日立台最終戦で残留を
ヴィッセル神戸とはアウェイで1-0の勝利を収めており、過去の戦績を見ても決して相性が悪くはない。しかし、連覇を狙っているチャンピオンの迫力は凄まじいものがあり、それに対抗する術を持つチームはなかなかいない。
それでも、日立台では多くのレイソルサポーターが駆けつけ後押しをする。ホームのアドバンテージを活かして、勝利を収めこの試合でJ1残留を決めてもらいたい。
関連記事はこちら
gotohitachidai8.hatenablog.com
▼この記事の筆者について▼