3/8(土)にJ1第5節の柏レイソルvs鹿島アントラーズが行われた。試合はレオ・セアラにハットトリックを許して1-3で終えた。レイソルは今シーズン初黒星である。ここではこの試合を振り返る。
田中が初スタメン
ホームのレイソルは、前節負傷交代した杉岡に代わり、田中が今シーズン初スタメンとなった。原川と小泉がインサイドハーフに入り、2トップは垣田と木下。ベンチには細谷、渡井、戸嶋らが控える。

アウェイのアントラーズは4-4-2を採用。古巣対決の小池が右サイドに入り、2トップはレオ・セアラと鈴木。ベンチにはチャヴリッチ、荒木、知念らが控える。

試合内容
レオ・セアラが先制ゴール
前半から肌寒く雨が降るゲーム。立ち上がりからレイソルがボールを握るが、アントラーズが効果的な攻撃を見せる展開。2分にはレイソルの木下がフリックでシュートもDFにブロックされる。7分はアントラーズのCKから、最後は柴崎がシュートも枠を外れる。12分には小池がミドルシュート。26分にはアントラーズに先制ゴールが生まれる。一度クリアされるが、安西がオーバーラップしてクロス。最後はレオ・セアラがヘディングでゴールを決めた。34分にはFKを獲得したアントラーズの樋口が直接狙う。45分、レイソルの木下が折り返して垣田がシュート。しかし関川にブロックされる。前半は0-1でアントラーズがリードして終えた。
後半は点の取り合い
レイソルは後半開始から細谷を投入。しかしアントラーズが追加点を奪う。50分に高い位置でボールを奪い、松村のクロスにレオ・セアラが決めた。57分にはレイソルに得点が生まれる。垣田のスルーパスに抜けた、久保がシュートを決めた。それでも62分、アントラーズが引き離すゴールを奪う。高い位置からカウンターを発動、レオ・セアラが低いシュートを放つとゴールに吸い込まれて、ハットトリックを達成した。終盤にかけてレイソルが押し込む展開に。82分にはビッグチャンス。細谷のシュートのこぼれ球を、久保が押し込む。しかしGK早川がファインセーブを見せてゴールとはならない。その後は決定機を作れずに、試合終了のホイッスル。2025シーズン初黒星を喫した。
課題が見えた1失点目
アントラーズの先制ゴールのシーンでは、3バックシステムを採用するレイソルの課題が見えた。右サイドに流れた鈴木に起点を作られ、田中がそのまま逆サイドへ。一度クリアしたが、2次攻撃でクロスを上げられて、フリーのレオ・セアラに決められた。
まず、田中が鈴木に対して中途半端な対応をしてしまった。右サイドまで付いていくなら、ファールをしてでも止めなければならなかった。また、その後ボランチの原川が田中のいたポジションに入ったものの、クロス対応を誤り被ってしまった。
3バックの選手が開けたスペースに、ボランチが戻る原理原則はチームとして浸透しているが、個々の対応のところで甘さが出た。上位に留まりたいなら、細かいディテールを突き詰めなければならない。

決定機を活かせず

レイソルの枠内シュートは8、アントラーズは5。決定機をお互い作り出したものの、確実に仕留めたアントラーズに軍配があがった。ボール支配率61%のレイソルに対し、勝者はカウンターで決定機を作った。またスプリント回数は、守備で強度を見せたアウェイチームが145回と上回った。レイソルにとって、後半1点差に追い上げたにも関わらず直後に失点をしたことが痛すぎた。
今シーズン初黒星
レイソルは開幕から負けなしだったが、この試合で2025シーズン初黒星を喫した。雨の影響かミスが散見されたことが、敗戦に大きな影響を与えた。2失点目、3失点目は自陣でのロストから。またゴール前の対応にも甘さが出た。
主力の2選手の不在も影響したことだろう。特に杉岡の不在は、これまでチームの安定感をもたらしていただけに痛かった。鈴木、レオ・セアラといった、JリーグトップクラスのFW陣を抑えられない現状を突きつけられた。
次節は優勝候補のサンフレッチェ広島である。強豪との連戦とはいえここで連敗すると、昨シーズンのようにチームが一気に崩壊する可能性も出てくる。この試合での課題を、修正し広島に乗り込みたい。
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