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6/15(日)にJ1第20節の東京ヴェルディvs柏レイソルの試合が、味の素スタジアムで開催された。試合は3ゴールを決めたレイソルが0−3で勝利を収めた。この試合を振り返る。
三丸と中川をスタメン起用
アウェイの柏レイソルは3CBの左に三丸、ボランチに好調の中川を抜擢した。シャドーには渡井と小泉、最前線は垣田が務める。ベンチには新加入の瀬川、小見、馬場の全員がメンバー入り。代表帰りの細谷も控える。
ホームの東京ヴェルディは3−4−2−1のフォーメーション。3CBの中央に綱島、ボランチには森田と齋藤。前線には山見、平川と、リーグ初スタメンの白井が入る。ベンチには木村、川崎、食野らが控える。
試合内容
前半のうちに2ゴール
湿度が高い中、キックオフされたゲーム。ヴェルディが構えて、レイソルはボールを握る展開。立ち上がりから睨み合いの状況が続く中、13分にレイソルの小屋松がシュート。22分にはヴェルディにチャンス。カウンターで森田から右サイドの翁長が惜しいシュートを放つ。27分、動きの少ない試合にゴールが生まれる。レイソルの小屋松がワンツーで抜け出しクロス。最後は久保が決めて先制点を奪う。35分にはレイソルの垣田がループシュートで狙うもバーに嫌われる。直後には原田のクロスに小屋松が合わせたが決めきれない。それでも45+1分、三丸のグラウンダークロスに小泉が合わせてゴールを決めた。前半はレイソルが2点リードして終える。
最後に細谷がダメ押しゴール
ヴェルディは後半頭から福田を投入し、攻勢を強める。57分、ヴェルディ谷口がミドルシュート。直後のCKからは綱島が枠内にシュートもDFがブロック。レイソルは61分に細谷と4年ぶりに復帰した瀬川を同時投入。しかしヴェルディのペースは変わらず、70分には途中出場の川崎が鋭いシュートを放つ。86分にはヴェルディに決定機。川崎のループパスに福田がフリーで抜け出しシュート。しかし決めることができない。レイソルは途中出場の小見、瀬川が決定機を迎えるも決めきれず。それでも90+3分にエースが決める。久保のカットインから細谷がパスを引き出し、ダイレクトシュート。これが決まってレイソルがダメ押しの3点目を決めた。試合は3ゴールを奪ったレイソルが完勝した。
レイソルがデータでも上回る
シュート数と枠内シュート数でレイソルはヴェルディを上回った。特に枠内シュート数はヴェルディが2本のみに対し、レイソルは8本。うち3つをゴールネットに収めた。ボール支配では55%とヴェルディの時間帯もあり伸びなかったものの、厳しい時間を耐え抜き細谷がゴール。また、スプリント回数では92対124とレイソルは効果的に強度を出した。ヴェルディは今までと違う守備戦術で戦ったものの、功を奏しなかった。
左サイドから2ゴール
今までのレイソルは、右サイドに人数をかけてチャンスを作り、一方の左サイドは小屋松の単独での突破が基本の戦術だった。しかし、この試合では左CBの三丸がタイミングよく上がることで、小屋松をインサイドに配置するシーンが多くなった。
前半の2つのゴールシーンは、まさにそれらが当たった構図だ。久保のゴールシーンでは小屋松がハーフスペースに位置取り、渡井とワンツーで抜け出してアシスト。終了間際の小泉のゴールでは、三丸が駆け上がってのグラウンダークロスでアシストした。新しいオプションが見え、レイソルの左サイドも楽しみとなった。
リーグ戦で久しぶりの勝利
東京ヴェルディとはルヴァンカップを含めると、12日間で3試合を行ったがレイソルはすべての試合に勝利した。また、リーグ戦では4試合ぶりの勝利を飾り、2位に浮上した。
新加入選手を早々にデビューさせたことができ、これからチーム内で競争が激化することだろう。また、三丸や中川といった、前半戦では出場機会が少なかった選手も、今後は期待感が持てる。
次節は京都サンガFCとの上位対決である。課題である激しいプレッシング・フィジカルを武器にするチームに対し、このパスサッカーが機能するか。非常に注目の一戦となる。
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