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柏レイソルvsヴィッセル神戸の6ポインターはスコアレスドロー

9/13(金)にJ1のヴィッセル神戸vs柏レイソルの試合が、ノエビアスタジアム神戸で開催された。2位と3位の上位対決は、激しい戦いの末に0−0のスコアレスドローの終わった。この試合を振り返る。

久保がスタメンに復帰

ルヴァンカップ準決勝への勝ち上がりを決めたレイソルは、現状のベストメンバーで挑む。右ウイングバックの久保がスタメンに復帰し、原田は右CBの位置に入る。前線は垣田、小泉、渡井の3枚。ベンチには日本代表から帰ってきたばかりの細谷、仲間、小見らが控える。

フォーメーション図

ホームのヴィッセル神戸は4−3−3のフォーメーション。3トップの真ん中に大迫を起用し、右にエリキ、左に汰木が入る。ベンチには武藤、井出、パトリッキらが控える。

フォーメーション図

試合内容

神戸が主導権を握る

ピッチの芝のコンディション悪い状態で始まった金曜日のナイトゲーム。立ち上がりからホームのヴィッセルが主導権を握る。2分にFKから扇原が直接狙う。5分には宮代が枠内シュートもGK小島が防ぐ。11分にはレイソルの小泉、久保がシュートもDFにブロックされる。15分にはアクシデントが発生。レイソルの渡井が負傷し、仲間が急遽投入される。徐々にレイソルがボールを持つ時間が長くなる中、22分には中川がシュートを放つ。35分、ヴィッセルの汰木が負傷し、武藤が投入される。39分にはレイソルに決定機。中川がドリブルで左サイドを侵入しクロス。原田がフリーでシュートも大きく外してしまう。前半を0−0で折り返す。

レイソルがチャンスを作る

後半立ち上がりもヴィッセルがロングボールとハイプレスを仕掛ける展開。56分、レイソルの久保がシュート。60分はヴィッセルのFKから大迫がヘディングシュート。67分はレイソルにチャンス。杉岡がフリーで持ち上がりクロス。垣田がヘディングシュートを放つも左に外してしまう。70分にレイソルは3枚替えを敢行、攻撃のギアを上げる。72分、投入されたばかりの馬場が、ゴール前で決定機を迎えシュート。しかし左に外してしまう。88分、ヴィッセルの大迫がシュートも枠を捉えられない。90+2分、レイソルジエゴが鋭いグラウンダークロス。小見がフリーで待ち構えていたが、山川がスライディングでクリアした。その2分後には細谷が右足でシュート、これはGK前川が防ぐ。両チーム最後までゴールを奪えず、0−0のまま試合を終えた。

異なるスタイルで互角の戦い

基本スタッツ

ロングボールを多用するヴィッセルと、ポゼッションサッカーレイソル。チームのスタイルは対照的だが、データは互角の数字を残した。シュート数は11対12で、枠内シュート数は7本のレイソルが上回った。ボール支配率ではレイソルのいつも通りの数字を下回り、52%の留まった。走行距離ではヴィッセルが118kmで上回り、スプリント回数では112回のレイソルが上回った。上位対決にふさわしい互角の戦いと言える数字であった。

中川が圧巻のパフォーマンス

この試合で高パフォーマンスを見せたのは、大卒ルーキーの中川敦瑛であった。原川が復帰後も、ボランチのポジションでのスタメン出場を続けており、ヴィッセル相手にも躍動した。相手のプレスの逆をつくターンや、合間を抜いていく細かいドリブルは、彼のプレーの特徴であるが、プラスして両足でのロングフィード、球際の強さも目を引くものがある。

 

前半39分の決定機では、中川の良さが存分に出た。左サイドのスローインからボールを受けると、相手の逆を突いてゴール方向へドリブル。垣田とのワンツーでペナルティーエリア内に侵入し、トラップで相手を引き付けてからのラストパス。原田は決めるだけであったが、ボールが弾んで大きく枠を外した。

解説の柿谷曜一朗氏も「うまい」とコメントし、技術の高さを示した一連のプレーであった。全盛期の香川真司を彷彿させるテクニックで、今後もレイソルの中盤を牽引することだろう。

ホームでの雪辱を果たせず

前半は苦しんだレイソルだったが、後半にかけてはいつも通りのポゼッションサッカーができていた。決定機も複数あっただけに、勝点1に留まったことは悔やまれる。

 

芝のコンディションが悪く、試合後はリカルド・ロドリゲス監督も言及したくらいであった。こうした状況下であれば、細谷のフィジカルとスピードを活かしたいところであったが、日本代表でアメリカから当日の朝に帰国したばかりで、当然スタメンには起用できなかった。

 

王者相手に自分たちのサッカーを見せることはできた。とはいえ、内容よりも結果への執念が問われる段階に突入した。残り9試合のなかで、こうした難しい試合でも勝利できるかが、優勝へのポイントとなる。

 

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