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ちばぎんカップでレイソルが勝利!左WB争いを深堀り解説

1/31(土)にプレシーズンマッチちばぎんカップ柏レイソルvsジェフ千葉が、三協フロンテア柏スタジアム(日立台)で開催された。試合は前半に中川、後半に久保がゴールを決めて、レイソルが2-1で2026シーズンのスタートを切った。この試合の戦術的なポイントを深堀りしていく。

試合内容ではジェフを圧倒

恒例のちばぎんカップが30回目の節目を迎えたこの一戦。注目されたのは左ウイングバックの人選である。小屋松知哉ジエゴという昨シーズンまでのレギュラーを放出したため、後任の選手が誰になるかが焦点であった。

スタメンが発表されると、3-4-2-1のフォーメーションは継続で、左のウイングバックに入ったのは小見洋太であった。2025シーズンの途中からレイソルに加入したドリブラーは、残念ながらインパクトを残せずにシーズンを終えたが、新シーズンでいきなりのスタメン起用となった。

試合開始から主導権を握ったのはホームの柏レイソル。前半のシュート数は「15対0」と圧倒した。11分、中川敦瑛が放ったシュートがディフレクションしてネットを揺らし、幸先よく先制に成功します。ジェフは柏のビルドアップに対してハイプレスを試みるも、なかなかボールを奪えず、防戦一方の展開が続き、GK若原が好セーブを連発することで、失点を最小限に抑えた。前半は1-0でレイソルがリードする。

 

後半、ジェフはプレスの時にフォーメーションを4-3-3気味に変更。また、メンバーを入れ替え始めると試合が動き出す。65分、ジェフ千葉はクロスに石川大地がダイビングヘッドで合わせ、貴重な同点弾をマーク。その後はジェフの攻撃の時間帯が続いた。それでも均衡を破ったのは、この試合のMVPに輝いた久保藤次郎だった。83分、右サイドから中央へカットインすると、迷わず左足を一閃。狙い澄ましたシュートはポストを叩いてゴールに吸い込まれ、このゴラッソが決勝点になった。試合は2-1で終了し、レイソルが17年ぶりのJ1千葉ダービーの初戦を制した。

 

■スタッツ 柏レイソルジェフ千葉

左WB起用の小見は◯

前述の通り、レイソルの左のウイングバックには小見洋太が起用されたが、この試合では高パフォーマンスを見せた。1vs1の仕掛けからカットインしてのクロスやシュートで、日立台を沸かせた。前半のシュートはGK若原のスーパーセーブによって阻まれたが、ゴールしてもおかしくはなかった。

 

また、左シャドーの瀬川と連携してポジションチェンジを繰り返すことで、ジェフ千葉の右サイドの守備を混乱させた。守備時でも強度の高いプレスで、ボールを奪うシーンがあったので、彼にとって良いシーズン入りができると感じた。試合後のインタビューでは、試合2日前にこのポジションでのスタメンを言われ、それまでは別のポジションで練習していたことから、不慣れであったことは間違いない。それでも、切れ味のあるドリブルからチャンスメークしてくれることを大いに期待できるパフォーマンスであった。

 

左WBのほかのオプションも

小見洋太の他のメンバーも、このポジションでのスタメン獲得を目指している。ヴィッセル神戸から新たに加入した、汰木康也はこの試合ではメンバー外であったが、彼がスタメンに名を連ねてもおかしくはなかったはずだ。同じく浦和レッズから新加入の大久保智明は、61分に途中出場を果たした。しかし、彼は右サイドで特徴を発揮するため、この試合の投入直後は難しい状況に陥り、結果的には失点の流れに絡んでしまった。そこから、右のシャドーにポジションを移したことで、本来のプレーを見せてくれた。

 

69分、東洋大学から加入した山之内佑成が送り込まれた。2025シーズンの終盤にレイソルの試合でも出場したルーキーは、左右のウイングバックをこなした。彼のパワフルなドリブルとハードワークは、J1でも通用することは既に証明している。そして86分、杉岡大暉を投入した。杉岡は左のセンターバックでもプレーできるため、三丸とポジションを入れ替えても遜色なくチームに貢献できる。

 

上記をまとめると、各選手を以下のように振り分けできる。

  • 攻撃型:汰木康也、小見洋太、(大久保智明)
  • バランス型:山之内佑成
  • 守備型:杉岡大暉、三丸拡

また、あえて含めなかったが、このちばぎんカップでベンチ入りした、16歳の長南開史も、このポジションでプレーする。各世代の日本代表に飛び級で選出され、リカルド・ロドリゲス監督も認め、史上最年少でプロ契約を果たした逸材が、今シーズンに花開く可能性もある。

百年構想リーグでタイトルを狙う

このちばぎんカップを含めて、プレシーズンマッチを4勝1敗で終えた。2025シーズンに続いて、良いシーズンを過ごせるとサポーターは期待している。昨シーズンは上位チームとの戦いで勝利できなかったことから、苦しい展開でどのように勝ちきるかがタイトル獲得への課題である。

 

まずは6月までの短期決戦である、J1百年構想リーグの開幕戦が待ち受ける。相手の川崎フロンターレは、レイソル相手に大逆転負けを喫したことから、強い気持ちで向かってくることだろう。等々力での熱い一戦で、まずは勝利を挙げたい。

 

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