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柏レイソル冬の移籍情報まとめ(2024/12/28時点)

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2024シーズンを17位で終えた柏レイソルは、リカルド・ロドリゲス新監督の内定を早々に発表すると、この冬の移籍市場では積極的に補強を行う姿勢を見せている。ここでは柏レイソルの移籍情報の途中経過をまとめる。

リカルド・ロドリゲス新監督の就任内定

12/11に、柏レイソルリカルド・ロドリゲス新監督の就任内定を発表した。井原監督の退任後、様々なメディアで情報が流れていたが、早々にリリースすることになった。

 

クラブ初のスペイン人指揮官は、2017シーズンから徳島ヴォルティスを率いて2020シーズンにはJ2優勝を果たした。その功績が評価されて、2021シーズンからは浦和レッズの監督に就任。天皇杯では優勝をもたらし、ACLでは決勝にチームを導いた。直近では中国のチームを指揮していた。

 

スペイン仕込みのポゼッションサッカーを志向するロドリゲス監督は、基本は4-4-2だが攻撃時は3-4-2-1に可変する戦術を持っている。巨大なロンド(鳥かご)を形成し、テクニカルかつダイナミックなサッカーを展開する術を落とし込むことが可能なので、レイソルが目指す攻撃的サッカーには適任と言える。

移籍情報

リカルド・ロドリゲス監督の目指す攻撃的なサッカーに合う選手を、次々と獲得している。以下にここまでの移籍情報を記載していく。

IN

DF 原田 亘 (←サガン鳥栖、完全) 
DF 田中 隼人 (← V・ファーレン長崎、レンタル復帰)
GK 小島 亨介 (←アルビレックス新潟、完全)
MF 久保 藤次郎 (←名古屋グランパス、完全)
MF 仲間 隼斗 (←鹿島アントラーズ、完全)
FW 古澤 ナベル慈宇 (←東京国際大学、大卒新加入) 
FW 中島 舜(←流通経済大学、大卒新加入) 
MF 中川 敦瑛(←法政大学、大卒新加入) 
DF 桑田 大誠(←中京大学、大卒新加入)

DF 山之内 佑成(←東洋大学、2026シーズン内定)

 

シーズン中には大学からの加入内定を相次いで発表しており、5名(山之内を含む)は関根大輝のように即戦力となることが期待されている。

 

一番のビッグニュースはGK小島亨介の加入である。足元の技術に定評のある、日本代表経験者を獲得できたのは驚きだが非常に楽しみだ。また、古巣帰還となった仲間隼斗田中隼人、課題の右サイドを主戦場とする久保藤次郎、DFラインでは原田 亘と、現在の主力に割って入れるプレイヤーの加入で選手層に厚みが出ることだろう。

OUT

FW フロート(→未定)

FW 真家英嵩(→FC琉球、レンタル延長)

FW ワッド モハメッド サディキ(→FC琉球、レンタル)※U‐18からトップ昇格

DF 立田 悠悟(→ファジアーノ岡山、完全)
MF 土屋 巧(→ヴァンフォーレ甲府、レンタル)
FW 山本 桜大(→レノファ山口FC、レンタル)    
MF 落合 陸(→アルビレックス新潟、完全)    
MF 鵜木 郁哉(→いわきFC、レンタル) 
DF 岩下 航(→ロアッソ熊本、完全)   
MF 加藤 匠人(→テゲバジャーロ宮崎、完全)

 

若手を中心に放出またはレンタル移籍となっている。非常に残念なのは立田悠悟とフロートである。立田は今シーズン終盤に、好パフォーマンスを見せていたしサポーターから愛されていた。フロートは大きかった期待に応えられず、未完の大器のままレイソルを去ることになってしまった。

監督好みの選手を獲得へ

まだまだ積極的な補強を見せることが期待されるレイソル。ロドリゲス監督とともに戦った選手たちを、レイソルに呼び込むことが考えられる。そのうち浦和レッズの小泉佳穂は、一部報道では獲得間近と言われている。

 

一方でマテウス・サヴィオの去就が不透明な状況であり、もし退団となれば大きな戦力ダウンとなってしまう。左サイドのスペシャリストは、獲得必須となる。

 

長年のネルシーニョ体制の終焉をとうとう迎えて、生まれ変わるレイソルの移籍情報は、引き続き注目していきたい。

 

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