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鈴木唯人が初ゴール ストラスブールで居場所を確保できるか

清水エスパルスからストラスブール期限付き移籍中の、鈴木唯人が移籍後初ゴールを記録した。4/16(日)のアジャクシオ戦で途中出場、移籍後デビューを飾ると、89分にドリブルからゴール。チームの勝利に貢献した。そんな鈴木について述べていくことにする。

 

ようやくゴールを決めた

この冬に清水エスパルスから期限付き移籍で、フランス1部のストラスブールに加入した鈴木だったが、出場機会はなく苦しんでいた。しかし初めてピッチに立つと、鬱憤を晴らすかのようなプレーでゴールまで決めた。

 

カウンターからペナルティーエリアやや右寄りのポジションでボールを受けると、ドリブルを開始。巧みなステップで中に切れ込み、相手DFを4人かわしてシュート。これが見事にゴールへ吸い込まれた。

ストラスブール公式Twitter

 

周囲を認めさせる一発

同僚の川島は、鈴木を祝福し以下のようにコメントした。

「でっかい息子がようやくリーグアンデビュー戦からの初得点。自分の事のように嬉しい日!おめでとう!!そしてまだまだここから」

 

川島永嗣インスタグラム

 

また試合後のロッカールームでも、チームメイトや監督、スタッフとハグをかわすシーンが見て取れた。ゴールという結果で、周囲からの評価を得られた証拠だ。

 

残留を勝ち取りパリ五輪へ

ストラスブールと鈴木は、2023年6月までのレンタル契約となっている。いわば「お試し期間」という位置づけになっており、結果が出なければJリーグに戻るだろう。

 

しかし鈴木からしてみれば、このチャンスを逃すわけにはいかない。そしてついにゴールという結果を残して見せた。

アントネッティ監督は、鈴木に対しこうコメントしていた。

 

彼(鈴木)を先発させるかどうか迷いさえした。彼には才能と多くの技術的クオリティーがある。しかし彼はまだ身体的にがっしりとしなければならないし、ヨーロッパサッカーのリズムに適応しなければならない」

鈴木唯人の仏1部デビュー弾に地元紙「ストラスブールのブースト、鈴木 爆発的なイン」と評価 - フランスリーグ : 日刊スポーツ

 

鈴木は今後も試合に出るチャンスがあるはずだ。そこで着実にゴールを決めれば、完全移籍を勝ち取ることができるだろう。そして2024年のパリ五輪で、フランスのみならず世界中も注目するプレイヤーへと飛躍する。

 

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