日本時間の6/5(日)早朝、ベルギーリーグのプレーオフ1最終節でクラブ・ブルージュの本間至恩が1ゴール1アシストの活躍を見せた。途中出場からわずかな時間で結果を残し、チームの勝利に貢献した。ここでは本間の近況についてまとめる。
J2から欧州CL出場チームへ
アルビレックス新潟のアカデミー出身のドリブラーは、2022シーズンにJ2だった地元クラブからベルギーのチームへ移籍した。新潟出身の10番を迎え入れたのは、ヨーロッパチャンピオンズリーグ出場権を獲得していた強豪のクラブ・ブルージュであった。
164cmと小柄なドリブラーはJ2で異彩を放っており、引き抜きは確実とみられていたが、J1を通り越しての海外挑戦となったことで一層注目を浴びた。だがベルギーではセカンドチームでの出場がメインとなり、トップチーム昇格を目指すことになった。
トップチームで結果を出す
セカンドチームでも10番を背負いまずまずの結果を残したが、トップチームでの出場を果たしたのはつい先週のこと。途中出場で存在感を出すと、最終節のユニオンSG戦でも88分からチャンスを得た。
するとすぐさま結果を残す。左サイドから長いボールが送られ、折り返しをゴール前で詰めた本間が、待望の初ゴールを決めた。1-1で迎えた93分、カウンターで本間がドリブルで駆け上がり味方へラストパス。落ち着いて決め試合をひっくり返した。わずかな時間で1ゴール1アシストの大活躍を見せ、インパクトを残しシーズンを終えた。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) 2023年6月4日
本間至恩が移籍後初ゴール‼️
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トップチームデビュー2戦目で決めた初ゴール!
相手DFに押されながらも、折り返しを右足で合わせた✌
🏆2022-23ベルギーリーグプレーオフ
🆚ユニオン×クルブ・ブルッヘ
📺 #DAZN 見逃し配信 pic.twitter.com/57MkNs2oFr
さらなる飛躍を目指す
1年目はそれなりの結果を残したことから、来シーズンからは本格的にトップチームで戦うことになるはずだ。大柄で屈強な選手に対しどのように対抗していくのか注目したい。
またレイソルサポーター視点から見ると、似たような選手が自然と想起される。レイソルユースからドイツへ渡った伊藤達哉のことだ。彼も163㎝と小柄なドリブラーで、一時期はハンブルガーSVで輝きを放った。現在はドイツ2部のマクデブルグに在籍している。
残念ながら伊藤はトップカテゴリーで継続的に活躍することはできなかった。そのため本間には伊藤以上の活躍を見せ、身長は関係ないことを世界中に知らしめてほしいところだ。
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