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柏レイソル細谷真大、A代表選出までの道

11/13に柏レイソルの細谷真大が、サッカー日本代表に追加招集された。若きエースがA代表に選出されたことで、レイソルサポーターは歓喜の声を上げた。ここでは細谷のこれまでのキャリアを振り返る。

 

レイソルユースからトップ昇格

レイソルのアカデミーで育った細谷は、2019シーズンにトップチームに2種登録を果たす。一瞬のスピードは当時から光るものがあり、6月のJ2の東京ヴェルディ戦でデビューを果たす。天皇杯ではプロ初ゴールも決めている。

 

2020シーズンより正式にトップチーム昇格。公式戦で4ゴールを決めると、2021シーズンでは待望のJ初ゴールを記録する。ネルシーニョ監督の信頼を得て、リーグ戦28試合出場と大きく飛躍した。2022シーズンはリーグ戦33試合に出場し8ゴールをマーク。そして今シーズンは絶対的なエースとして、公式戦15ゴールと大きく進化を遂げるに至った。

 

武器はフィジカルとスピード、そして決定力

細谷の特徴としてはまず、フィジカルとスピードを活かした裏抜けである。身長177cmと決して大柄ではないが、元々備わっていた瞬発力に加えフィジカル面も向上した。特に2022シーズンから相手DFをなぎ倒すシーンが数多く見られるようになり、J1でも屈指のプレイヤーに。また90分間で何度もスプリントを繰り返し、守備にも奔走する。この姿勢がネルシーニョ監督を惹きつけた。

 

GKとの1vs1を冷静に仕留めることも、彼が成長し武器となったことだ。ユースでも決定力の高さを見せてはいたが、ついにJ1のトップレベルに到達。レイソルでは主にサヴィオからのスルーパスからゴールを決めるパターンが定着している。直近のアントラーズ戦でもこのパターンでゴールを仕留めた。

 

U-22からA代表定着へ

前田や古橋といった、スピードが武器のアタッカーが怪我のため離脱したことで、細谷の追加招集は実現した。昨年の東アジア選手権A代表デビューを果たしたが、今回は海外勢も交えての招集のため意味合いが違う。

 

パリオリンピック世代のU-22日本代表にはこれまで常連として名を連ねてきたが、ここで大きなチャンスが巡ってきた。伊東や中山といったレイソルの先輩達からのサポートを生かし、森保監督にアピールしたいところである。

 

2023シーズンレイソル自体は苦しんでいるが、細谷はゴールという結果を出し続けており、冬の海外移籍も考えられる。少ない時間でもゴールを決める事ができれば、また新たなステージへと駆け上がっていくことだろう。

 

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