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<マッチレビュー>J1第7節東京ヴェルディvs柏レイソル 2024年4月7日

f:id:gotohitachidai8:20240407184720j:image4/7(日)に、J1東京ヴェルディvs柏レイソルの試合が、味の素スタジアムで開催された。試合は両チーム1ゴールずつ奪い、1-1で引き分けた。この試合を振り返る。

メンバー

両チームのスタメンはこちら。

サブ

東京ヴェルディ

GK 21 長沢

DF 13 山越

MF 8 齋藤(←2深澤、78分)

MF 22 翁長(←7森田、90+1分)

MF 23 綱島(←20木村、78分)

MF  33 松橋(←18山田楓、64分)

FW 11 山見(←10見木、64分)

 

柏レイソル

GK 31 守田

DF 24 川口(←32関根、89分)

DF 50 立田

MF 34 土屋(←27熊坂、46分)

MF 28 戸嶋(←10サヴィオ、89分)

FW 14 小屋松(←29島村、46分)

FW 15 木下(←6山田雄、71分)

 

ホームのヴェルディは4-4-2のシステム。ボランチには森田、前線にはU-23日本代表の山田楓や染野、木村らが入る。ベンチには山見や翁長などが控える。

 

アウェイの柏レイソルは前節からスタメン1名を入れ替え、土屋に代わり熊坂がリーグ初スタメンとなった。ベンチには木下、小屋松らが入った。

 

内容

立ち上がりはヴェルディが立て続けにチャンスを作る。5分に相手のミスから木村が右足で枠内にシュートを放つも、GK松本がセーブ。6分にはCKから木村がペナルティエリア中央からヘディングで枠内にシュートを放つもブロックされる。7分、染野がペナルティエリア手前から右足で枠内にシュートを放つ。レイソルは8分にサヴィオがシュートを放つ。10分にはヴェルディに先制ゴールが生まれる。GKからのパントキックを受けた山田楓がジエゴと入れ替わり、そのままゴールへ突進。最後は縦に運んでニア上を射抜いた。15分にはFKから見木が直接狙う。なかなかチャンスを作れないレイソルは、31分に連携プレーから最後は関根がシュートも枠を逸れる。36分にはヴェルディに決定機。CKのこぼれ球に稲見がシュート、これはクロスバーに嫌われる。アディショナルタイムにはレイソルのサヴィオがシュートも枠を捉えられず。前半はヴェルディの1点リードで折り返す。f:id:gotohitachidai8:20240407184812j:image

 

後半頭からレイソルは土屋と小屋松を投入する。49分にヴェルディの山田楓がシュート。その後徐々にレイソルが保持する時間が長くなる。62分にはFKから細谷がシュート。そして73分にはレイソルが同点とする。細谷とサヴィオがワンツー、サヴィオのクロスに途中出場の木下がヘディングでゴールを決めた。76分にはレイソルの土屋がミドルシュート。82分には関根がシュートを放つ。86分には木下が枠内にヘディングシュートを放つがGKマテウスがキャッチ。ヴェルディは途中出場の山見を起点に攻撃する。90+2分にはヴェルディのFKから染野がシュート。直後には山見が抜け出しカットインからシュート、これはGK松本が防ぐ。90+4分には山見、齋藤がシュートを放つ。結局両チームとも追加点は奪えず、1-1で試合を終えた。

 

スタッツ

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両チームは結果に見合う拮抗したデータを残した。前半はヴェルディ、後半はレイソルのゲームとなったが、最終的に2桁のシュート数を放って1ゴールずつとなった。ボールポゼッションについて、レイソルは直近3試合の中で一番高い数字を残した。セットプレーと走行距離では、ヴェルディレイソルを上回ったが大差にはならなかった。

キーモーメント

レイソルの同点弾のシーン。右サイドに流れたボールに細谷が反応し、ボールをキープ。サヴィオがサポートし2人でワンツーをしてから、クロスを上げて最後は木下がダイビングヘッドでゴールを決めた。前半からの修正点として、足元だけでなく相手のDFラインの裏にボールを流し込むシーンが増えた。この前のプレーで細谷が倒されPKかと思われたシーンでも、同様に裏を突いたことで生まれた。

 

そして木下の途中出場が見事に的中し、サヴィオのクロスにうまく飛び込んだ。木下はこれで3ゴール目となり好調をキープしている。大型のストライカーは今後もゴール数を伸ばしてくれることだろう。

 

MVP

同点ゴールを決めた木下康介を挙げたい。停滞する攻撃陣を活性化し、途中出場するとサヴィオのクロスにヘディングで合わせゴールを決めてみせた。その後も献身的なプレスを掛け続け、間違いなく流れを変えた存在と言える。追加点を奪うチャンスがあったので決めることが出来れば最高であった。細谷が離脱する期間は、この男がレイソルの攻撃をけん引してくれるはずだ。

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3戦連続の1-1


3連戦を戦い抜いて全て1-1の結果に終わった。この試合は立ち上がりにミスが散見され失点、後半にようやくエンジンがかかった内容だった。

 

この日は気温が20度を超え、暑さと疲労がプレーに大きく影響する時期になってきた。出づっぱりのサヴィオもさすがにこの試合では精細を欠き、細谷は終盤に足を攣った。

 

昨シーズンからの積み上げで簡単には負けないチームになっている。しかし次のフェーズとして、どのように勝ち点3を奪いにいくかがこの3試合では課題となった。U-23アジアカップで細谷と関根が不在となる中、解決策を見つけたいところである。

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