11/11(土)にJ1の鹿島アントラーズvs柏レイソルの試合が、県立カシマサッカースタジアムで開催された。細谷のゴールで先制したものの、PKで追いつかれ1-1の引き分けに終わった。この試合を振り返る。
メンバー
両チームのスタメンはこちら。
GK 31 沖
DF 3 昌子(←5関川、45+2分)
DF 16 須貝
MF 8 土居(←33仲間、61分)
MF 27 松村(←22広瀬、46分)
MF 34 船橋(←14樋口、79分)
FW 13 知念(←37垣田、61分)
サブ
GK 21 佐々木
DF 2 三丸(←34土屋、76分)
DF 50 立田
MF 14 小屋松(←36山田雄、70分)
MF 28 戸嶋(←11山田康、70分)
MF 41 仙頭(←6椎橋、89分)
FW 9 武藤(←19細谷、89分)
ホームの鹿島アントラーズは前節と同じスタメン。樋口を右サイド、古巣対決の仲間を左サイドに据える。
アウェイの柏レイソルも前節と同じスタメンとなった。右SBには土屋を起用し、片山はベンチ外となった。
内容
前半は立ち上がりはなかなかシュートチャンスを作れず、固い展開となる。13分は山田雄がシュート。22分にはビッグチャンス、細谷がGKと1vs1を迎えるがセーブされてしまう。29分には椎橋がシュートも枠を捉えられない。34分には山田康とサヴィオに決定機も、GK早川に防がれた。アントラーズは39分に仲間が惜しいシュートを放ったが、思うように行かず。前半は0-0で折り返す。
後半は徐々にアントラーズペースになる。53分にはレイソル陣内のミスから垣田と鈴木に決定機。しかしGK松本がピンチ凌ぐ。その後も交代カードを早めに使うアントラーズが攻め立てる。しかし77分にレイソルがカウンターからゴールを奪う。サヴィオのディフェンスから奪取し細谷へまた抜きのパスを送る。細谷はGKの股を射抜きゴールネットを揺らす。1-0とリードしたレイソルだったが、すぐさま追いつかれる。83分のFKからペナルティーエリア内のハンドを取られPKに。ピトゥカが冷静に決めて同点となった。その後ゴールは生まれず、1-1で試合は終了した。
スタッツ
試合が進むにつれてシュート数は伸び、最終的には10本以上を打ち合う内容となった。枠内シュートも多く、両GKの活躍が目立った。特に前半はレイソルが攻め立てた場面が多くあり、ゴールが決まっていれば展開は異なっていただろう。CKの数ではレイソルが上回ったが、またもゴールには結びつけられなかった。
キーモーメント
レイソルのゴールシーン。今シーズンのレイソルを象徴するようなカウンターからゴールを奪った。サヴィオは献身的な守備を見せて、ドリブルでゴール付近まで侵入。全速力で駆け上がってきた細谷に見事なまた抜きのパス。そして細谷は追い縋る植田を振り切り、ダイレクトでシュート。これもGKの股を抜きゴールを決めた。
またも勝利ならず
アンラッキーな失点で勝ち点1に止まり、これで直近3試合は勝ちがない状況となった。一方でベルマーレと横浜FCは勝利し、チーム状態は上向いている。さらにレイソルは高嶺が2試合の出場停止、古賀とジエゴが次節出場停止となってしまった。
最終盤は総力戦となる。熾烈な残留争いを勝ち抜くためには、ベンチメンバーの活躍が必要になる。そして我々サポーターと共にクラブ一丸となって最期まで戦い抜かねば、残留への道はない。
*写真はすべて筆者が撮影