＜チーム分析＞vs鹿島アントラーズ　J1第32節

11/11(土)にJ1の鹿島アントラーズvs柏レイソルの試合が、県立カシマサッカースタジアムで開催される。残留に向けて負けられない一戦となる。ここでは対戦相手の鹿島アントラーズについて分析する。

これまでの戦い
直近の試合
4度目の対戦で勝ち点3を

これまでの戦い

シーズン序盤は4-3-3でポゼッションサッカーを試みたが、噛み合わずに下位に低迷した。ホームのヴィッセル神戸戦では歴史的な大敗を喫し、サポーターと意見を交わす場面も見られた。

そこからチームは元来の4-4-2のシステムに戻して戦うと、勝ち点を大きく伸ばして上位に進出。しかしここ最近は勝ちきれない試合もあり、現在7位に位置している。優勝が求められている常勝軍団に不満を持つ声は多く、植田や昌子、そして柴崎といった経験あるメンバーを揃えても、タイトル獲得には至らないシーズンとなった。

直近の試合

浦和レッズとの試合はスコアレスドローで終えた。試合は序盤から両チームが球際で激しく戦い、白熱した展開に。アントラーズはクロス攻撃から幾度かチャンスを作るも、得点は生まれない。34分にはレッズに決定機を作られるが、早川がファインセーブでピンチを救い、スコアレスで前半を終える。後半も互角の戦いが繰り広げられる中、アントラーズは試合終盤に直接ゴールが狙える距離でFKを獲得。絶好のチャンスを迎えるが、樋口のシュートはクロスバーをたたいて試合終了。白星を飾るには至らなかった。

鈴木と垣田を2トップに据え、サイドからの攻撃を果敢に仕掛けたが思うようにシュート数は伸びず。最終的には6本中、枠内シュートが1本のみにとどまった。今シーズンJ2から獲得した佐野はボール奪取能力に長け存在感を発揮している。この試合でもデュエルで輝きを放ち、終盤には右SBでプレーした。また樋口のプレースキックは精度が高く、この日一番のチャンスを作った。レイソルはゴール前で不用意にファールをしてはならない。