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<チーム分析>vs徳島ヴォルティス 天皇杯3回戦

7/11(水)に、天皇杯徳島ヴォルティスvs柏レイソルの試合が、ポカリスエットスタジアムで開催される。アウェイの地での一発勝負になるが、J1チームのプライドを持って戦わなければならない。ここでは対戦相手の徳島ヴォルティスについて分析する。

 

チーム情報

近年はスペイン人監督を起用し、新たな路線でチームの強化を図るヴォルティス。ポヤトス監督がガンバ大阪に移ったため、レアル・ソシエダで分析担当をしていたラバイン氏を新たに招聘し、2023シーズンはスタートした。

 

レイソルからレンタルで森を、そして12年ぶりの帰還となった柿谷を獲得したものの、序盤戦は苦しみ最下位に転落してしまった。しかしシステム変更などを行うと、この2トップが覚醒した。そして現在は17位と浮上してきており、更なる飛躍を目指す。

 

主なシステムは5-3-2。序盤戦は4-3-3などを使っていたがなかなかハマらず、このシステムに変更した。ポゼッションスタイルだけでなくロングカウンターでも得点するシーンが増え、負ける試合は減少傾向にある。

 

直近の試合

週末のリーグ戦はファジアーノ岡山と対戦し、1-1の引き分けであった。前半はファジアーノがバーを直撃するシュートを2度放つなど、難しい展開であったがなんとか無失点で切り抜けた。後半に入り63分には柿谷のCKからポストに弾かれる決定的なチャンスを作ると、78分に棚橋のシュートを柿谷が押し込み、ヴォルティスが先制に成功する。しかし89分にCKから決められて、そのまま1-1で終了した。

 

ここ5試合は勝利から遠ざかっており、なかなか勝ち切るのが難しいチーム状況である。それでも柿谷のテクニックとアイディアは群を抜いており、数少ないチャンスをモノにした。また途中出場の選手では棚橋がドリブルで脅威となったことから、レイソルもこの選手には注意しなければいけない。

昨年同様に勝てるか

2022シーズンでも対戦したこのカードは、レイソルが勝利を収めた。この試合で森海渡はゴールを決めており、ヴォルティス移籍が発表された時はそのことについて触れていた。なお明日の対戦では契約条項により、森は出場できない。

 

暑い夏の連戦となるが、アジアへつながる一戦を落とすわけにはいかない。完全なターンオーバーを敷いてくるかは不明だが、出場機会が少ない選手もここでアピールしなければならない。

 

リーグ戦で勝てていないレイソルは、カップ戦で勝利しチームの雰囲気を変える必要がある。徳島の地で勝利を手にし、次のリーグ戦への弾みをつけたい。

 

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