10min+

このコンテンツでは、柏レイソルを中心に国内・海外サッカーの話題や、千葉県柏市の話題を取り上げる。

MENU

柏レイソルレンタル組の今 鵜木郁哉(水戸ホーリーホック)

7/9(日)に、J2のいわきFCvs水戸ホーリーホックの試合が開催され、柏レイソルから水戸ホーリーホックへレンタル移籍中の鵜木郁哉が、見事なフリーキックを決め2023シーズン初ゴールを記録した。そんな鵜木の近況についてまとめる。

 

圧巻のゴラッソ

ウイングバックでスタメン出場した鵜木は、この試合でも持ち味の運動量とスピードを武器にハードワークした。そして1点リードの60分、その時はきた。ペナルティーエリア近くでフリーキックを獲得すると、キッカーは鵜木。スピードのある鋭いシュートは、バーを叩きゴールへ吸い込まれた。

 

Jリーグ公式Twitter

 

圧巻のゴールにサポーターとともに喜びを爆発させたが、その後チームはいわきFCの怒涛の攻撃に飲まれ、3-4の敗戦を喫することとなってしまった。この試合でも鵜木は90分間プレーした。

 

出場時間を伸ばしている

2022シーズンからのレンタル期間を延長し、今シーズンもホーリーホックで戦っている。昨シーズンは途中出場が多かったが、2023シーズンは第5節からスタメンとなり、12試合のスタメン出場で894分を記録している。

 

最近はシステム変更によりウイングバックを任されているが、持ち味のスピードやアジリティを活かし、J2リーグで6番目に多くクロスを供給している。

データ引用

鵜木郁哉 2023 選手データ | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

 

彼の最大の武器はドリブルであるがキックの精度も高く、いわきFC戦ではそれがゴールにつながった。新たな境地で自分の存在価値を高めつつある。

 

涙で別れた古巣への帰還なるか

レイソルユースで10番を背負いトップでも期待をされたが、なかなかチャンスには恵まれなかった。そして2022シーズンはシステムを5バックに固定したことにより、難しい立場となり初めての移籍を決意。チームを去る際には涙ながらスピーチした。

 

あれから約1年、キャリアハイの出場機会を確保しホーリーホックで存在感を高めつつある。攻撃的なウイングのポジションだけでなくウイングバックインサイドハーフなど、あらゆる経験を経てプレーの幅が広がった。

 

鵜木はレイソルでは不遇の時を過ごしたが、今後の活躍次第ではレイソルのフロント陣も考え直すだろう。涙したあの意味をポジティブなものにするために、右サイドを疾走する。

 

関連記事はこちら

 

gotohitachidai8.hatenablog.com