12/29に柏レイソルは、京都サンガFCよりFW木下康介を完全移籍で獲得したと発表した。レンタル復帰や大卒選手を除き、今冬の加入第一号となった。ここでは木下についてまとめていく。
#木下康介 選手の、京都サンガF.C.からの完全移籍加入が決定しました。
— 柏レイソルOFFICIAL☀ (@REYSOL_Official) 2023年12月29日
「このような伝統のあるクラブに加入することになり、大変嬉しく身が引き締まる思いです。チームの勝利のため、タイトル獲得のためにベストを尽くします」https://t.co/c0QFnQH4ZO#柏レイソル #reysol pic.twitter.com/bdFR4nmm0l
柏レイソル公式Xより
プロフィールと経歴
■名前:木下 康介
■ポジション: FW
■身長・体重: 190cm・85kg
■生年月日: 1994年10月3日(29歳)
■出身地: 東京都
横浜FCの下部組織で育ち、若くしてヨーロッパへ。ドイツのフライブルグに始まり、スウェーデン、ベルギー、ノルウェーのクラブを渡り歩いた。2021年には浦和レッズに加入してJリーグデビュー。2022シーズンは水戸ホーリーホックで12ゴールを記録すると、2023シーズンは京都サンガFCへ加入。そしてこの冬はレイソルに加入することが決まった。
プレースタイル
190cmの長身でありながらテクニックも兼ね備えるストライカー。ペナルティーエリア内ではヘディングシュートはもちろんのこと、ワンタッチでしっかりと枠内に決めきる力を持っている。また利き足の右足だけでなく、左足でもゴールを決めることができるのは魅力的である。
サンガでは3トップの中央だけでなく両サイドもこなしたことから、その器用さがうかがえる。またチョウ・キジェ監督のもと献身的な守備についても学び、レイソルでもその力は還元できるだろう。ただゴール数はJ1で3ゴールと物足りなさを感じる。出場試合数だけでなくゴール数も増やすことができるだろうか。
ようやく加入第一号
今冬の移籍市場において、レイソルは後れを取っている感がある。昨シーズンとは打って変わり、契約満了や放出のリリースが先出しとなり、完全移籍での加入の発表はこの木下が第一号となった。ドウグラスやアンジェロッティといった外国籍FWの抜けた穴を埋めた格好だ。
ヨーロッパから逆輸入し徐々に日本に慣れ始めた木下は、レイソルでどんな活躍を見せてくれるだろうか。まずはスタメン争いに挑む。
移籍動向(12/29時点)
IN
DF 犬飼 智也(←浦和レッズ、完全移籍)
MF 熊坂 光希(←東京国際大学、新卒加入)
MF 鵜木 郁哉(←水戸ホーリーホック、レンタル復帰)
FW 木下 康介(←京都サンガFC、完全移籍)
*2名が2025シーズン加入内定、特別指定に登録
DF 桒田 大誠(←中京大学)
DF 関根 大輝(←拓殖大学)
OUT
DF ブエノ(→未定、契約満了)
DF 大嶽 拓馬(→未定、契約満了)
DF エメルソン・サントス(→未定、契約満了)
MF 三原 雅俊(→未定、契約満了)
MF 椎橋 慧也(→名古屋グランパス、完全移籍)
MF 山田 康太(→ガンバ大阪、完全移籍)
FW ドウグラス(→未定、契約満了)
FW アンジェロッティ(→未定、契約満了)
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