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<マッチレビュー>天皇杯3回戦徳島ヴォルティスvs柏レイソル 2023年7月12日

7/12(水)に、天皇杯3回戦の徳島ヴォルティスvs柏レイソルが、ポカリスエットスタジアムで開催された。試合は真家の2ゴールを守り切ったレイソルが勝利し、4回戦進出を決めた。この試合を振り返る。

 

 

メンバー

両チームのスタメンはこちら。

 

サブ

徳島ヴォルティス

GK 1 スアレス

DF 4 安部

DF 18 エウシーニョ(←33中野、63分)

DF 28 西坂(←17髙田、86分)

MF 32 外山(←6内田、46分)

MF 20 児玉(←25山下、76分)

FW 15 棚橋(←19千葉、76分)

 

柏レイソル

GK 1 猿田

DF 23 岩下(←24川口、81分)

DF 34 土屋(←20田中、23分)

MF 10 サヴィオ(←11山田康、63分)

MF 48 熊澤(←41仙頭、81分)

FW 9 武藤(←40落合、63分)

FW 19 細谷(←35真家、54分)

 

ホームの徳島ヴォルティスはスタメンを全て入れ替えてきた。FWには渡と千葉の2人をチョイス。柿谷はベンチからも外れた。前節得点に絡んだ棚橋はベンチスタート。なお森海渡は契約条項により出場できない。

 

柏レイソルもスタメンを大幅に変更。GKは守田、CBには田中が入った。高嶺と仙頭がダブルボランチを組み、サイドには山本と落合。トップ下に山田康太を配置し、真家が最前線を務める。ベンチにはサヴィオ、武藤らが控える。

 

内容

前半立ち上がりから激しい球際の攻防が続く。すると23分にアクシデント。田中が脳震盪の疑いで交代となり、土屋が急遽投入される。次第にレイソルがリズムをつかむと、36分に仙頭がミドルシュート。40分には高嶺がシュートを放つ。そして44分、左CKから真家がヘディングシュートを決めて、レイソルが先制する。前半はそのまま0-1でレイソルがリードして折り返す。

 

後半頭からヴォルティスは外山を入れ攻勢に出たいが、またもレイソルがゴールを奪う。51分に川口のスルーパスからまたしても真家が決めて0-2とする。しかし真家は足を痛めてしまいピッチを後にする。その後はヴォルティスが攻勢を強めるが、GK守田を中心に守備陣が凌ぐ。88分には渡が抜け出し決定機を迎えたが、守田がビックセーブ。このまま無失点で切り抜け、0-2でレイソルが勝利を収めた。

 

スタッツ(徳島:柏)

シュート数 3:9

枠内シュート 1:4

CK 10:9

FK 13:10

イエロー 0:2

レッド 0:0

 

シュート数、枠内シュート数でレイソルが上回り、結果に妥当なスタッツとなった。ヴォルティスにも決定機をほとんど与えることはなく、枠内シュート1に抑えた。CKはお互いチャンスはあったものの、レイソルが1発を活かしたことで差が出た。

 

キーモーメント

真家の2点目のゴールシーン。右サイドの川口がボールを持ったあとに少し相手から離れる動きで要求し、鋭いパスを見事にコントロールした。完璧なトラップからフィニッシュまではスムーズで、クオリティの高いプレーを見せてくれた。その後負傷で交代してしまったが、腐らずに練習から取り組んでいるものを試合で出してくれた。これで天皇杯は2試合で5ゴールと気を吐いている。リーグ戦でのベンチ入りも近づいているかもしれない。

 

収穫のある勝利

格下相手とは言え複数得点かつ無失点で勝利できたことは、チームにとって大きな収穫だろう。アクシデントで交代が相次いだが、それでも代わりの選手がパフォーマンスをしっかり発揮できた。

 

また中3日でアウェイのガンバ大阪戦に臨む。主力の大半を休ませることができたため、この勝利をリーグ戦に活かし、浮上のきっかけをつかみたいところだ。