*アフィリエイト広告を利用しています
4/19(水)に、ルヴァンカップ柏レイソルvsアルビレックス新潟が、三協フロンテア柏スタジアム(日立台)で行われた。結果は3-2、点の取り合いをレイソルが制した。この試合を振り返る。
メンバー
両チームのスタメンはこちら。
サブ
GK 31 守田
DF 50 立田(←20田中、46分)
MF 10 サヴィオ(←11山田康、72分)
MF 28 戸嶋(←23岩下、46分)
MF 41 仙頭(←30加藤、72分)
FW 19 細谷(←35真家、46分)
FW 38 升掛
GK 24 溝口
DF 2 新井
DF 50 田上(←35千葉、81分)
MF 6 秋山(←22松田、66分)
MF 11 太田(←47吉田、66分)
MF 17 ゴメス(←29シマブク、66分)
MF 33 高木(←16小見、66分)
ホームの柏レイソルは、メンバーを大きく変更。DF古賀以外はすべて週末の試合から入れ替えた。GK猿田が2023シーズン初のスタメン。中盤のボランチは加藤と高嶺、サイドに小屋松と山田康が入る。2トップは真家と武藤が務める。ベンチには升掛が今シーズン初めてメンバー入りした。
一方のアルビレックス新潟も、メンバーを入れ替えて臨む。ベテランの千葉がCBに入る。最前線には谷口、2列目はシマブクがトップ下、松田が右、小見が左サイド。ベンチには元レイソルの田上らが控える。
内容
前半まずはレイソルが17分の決定機をものにする。小屋松のスルーパスに反応した武藤が、ゴールに冷静に流し込んだ。レイソルが幸先よく先制する。しかしアルビレックスがすぐさま同点にする。松田がペナルティーエリア右から決めて1-1。そして29分にはカウンターから最後は谷口がダイレクトでシュート、これが決まり勢いそのままに1-2と逆転する。
後半頭に、ネルシーニョ監督の伝家の宝刀、3枚替えを敢行し一気に流れを変える。47分に細谷が決めて2-2。さらに53分にカウンターから山田康太が、レイソル加入後公式戦初ゴール。これで3-2と試合をひっくり返す。その後アルビレックスも4枚替えを行い、ギアを上げてくるが、最後までリードを守り切ったレイソル。3-2の逆転勝利を収めた。
スタッツ
試合終了
— アルビレックス新潟 (@albirex_pr) 2023年4月19日
🏆2023JリーグYBCルヴァンカップグループステージ#柏レイソル 3-2 #アルビレックス新潟#albirex pic.twitter.com/rYCS86GXtk
ボールポゼッション率は大差なかった。レイソルも適宜相手陣地でボールを回し、時間を費やすことができていた。シュート数ではアルビレックスが上回ったが、レイソルは枠内シュート3本をすべて決めたあたり、決定力の高さが表れた。
キーモーメント
今日の試合は、ハーフタイムでの選手交代がポイントとなった。前回のアルビレックス新潟との試合でも、同様に大胆な交代を行ったが、またしてもそれが一気に流れを変えた。残念ながら交代となってしまった3選手は、まったく自分のパフォーマンスを発揮できていなかった。
それをすぐさま判断し、交代を命じたのは勇気がいることではあるが、百戦錬磨のネルシーニョ監督だからこそなせる業である。そして結果的に投入した細谷が点を決め、同点にした。見事な采配と言わざるを得ない。
選手のパフォーマンスがはっきり分かれた
ルヴァンカップは、本来若手や出場機会が少ない選手に与えられるチャンスの場である。レイソルの場合、多くの若手がおりチャンスを得るべきであるが、残念ながらネルシーニョ監督は彼らのパフォーマンスに納得していない。
一方で山田康太は出場機会を得るために奮起し、結果を残した。ほかのレギュラー組も上昇気流に乗りつつある。勝利を手にしたものの、若干の格差ができつつあるのが気になる。
ここ3戦2勝1分けで負けなしと、ようやくエンジンをかけ始めたレイソル。この勝利から学べるものはたくさんあり、今後の試合の糧になっていくだろう。