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<マッチレビュー>J1第18節柏レイソルvsアルビレックス新潟 2023年6月24日

6/24(土)に、J1の柏レイソルvsアルビレックス新潟が、三協フロンテア柏スタジアム(日立台)で開催された。終盤にかけて決定機を両者作り出したものの、結果は0-0に終わった。この試合を振り返る。

 

 

メンバー

両チームのスタメンはこちら。

 

サブ

柏レイソル

GK 21 佐々木

DF 20 田中

DF 24 川口(←16片山、46分)

MF 40 落合(←6椎橋、92分)

MF 41 仙頭(←14小屋松、68分)

FW 9 武藤(←28戸嶋、68分)

FW 49 ドウグラス(←19細谷、75分)

 

アルビレックス新潟

GK 21 阿部

DF 31 堀米(←2新井、68分)

DF 35 千葉

DF 50 田上(←31堀米、82分)

MF 20 島田(←19星、82分)

MF 33 高木

FW 7 谷口(←17ゴメス、64分)

 

柏レイソルは先週の試合から大きくメンバーを変更した。CBには土屋を抜擢し、三丸が左SBに入る。高嶺と椎橋のボランチ、小屋松が左サイドに入る。サヴィオもスタメンに復帰した。ベンチには仙頭、ドウグラス、武藤らが入り、フロートと山田康太はメンバーから外れた。

 

アルビレックス新潟も複数名の入れ替えを行った。DFラインは藤原、渡邊、トーマス・デンに、新井が入る。U-22日本代表の三戸をスタメンに起用し、最前線には鈴木をチョイス。ベンチには高木、谷口らが名を連ねる。

 

内容

前半は固い展開でシュート数はほとんどなかった。アルビレックスがボールを握る展開の中、17分に星がミドルシュート。35分は中盤で入れ替わった高がミドル。これは枠を外れる。38分には三戸がシュートもレイソルのディフェンスに遭う。レイソルは中盤でパスミスが多く、シュートチャンスには繋げることができない。そのまま前半を0-0で折り返す。

 

後半頭から川口を投入し、レイソルは徐々にギアをあげていく。56分はアルビレックスの小見がヘディングシュート。その3分後にはサヴィオが枠内にシュートを放つ。レイソルは武藤とドウグラスを起点にチャンスを作る。76分にはその武藤が左足でシュートもGK小島のビッグセーブに遭う。88分にはフリーの川口が折り返したがドウグラスには合わない。90分はアルビレックスに決定機。小見の折り返しを谷口が合わせたが決めきれず。94分には完璧な崩しから武藤がダイレクトシュートもGK正面。0-0で試合は終了した。

スタッツ

アルビレックス新潟公式Twitter

戦前の予想通りアルビレックスがボール支配率では上回った。しかしレイソルも終盤にかけては押し込む時間帯を増やした。最終的にはシュート数、枠内シュート数ともに両者拮抗した数字となった。ファール数はレイソルの方が多かったものの、イエローカード2枚で済んだ。

キーモーメント

試合終了間際の武藤のダイレクトシュート。右サイドに展開すると、落合とドウグラスがゴール前へ飛び込む。ファーサイドの武藤は平行で要求し、川口は空いたスペースへ流し込んだ。武藤はそのまま右足でダイレクトシュートを打ったが、GK小島の正面にボールは行ってしまった。

 

後半から川口を投入し、右サイドから攻撃の活性化を図ることに成功した。実際に終盤川口から決定機を2回生んだ。ウイングバックを使った幅広い攻撃は終盤になるにつれて機能し、勝ち越し弾のチャンスもあっただけに、武藤のシュートだけが惜しかった。

 

無失点をポジティブに

勝ち点3を得ることは出来ず、レイソルは痛い引き分けとなってしまった。しかしリーグ戦6試合ぶりの無失点を記録したのはポジティブな要素だ。

 

前半はブロックを作り相手の攻撃を抑ることに成功し、後半から攻撃を活性化させた。ネルシーニョ前監督時代はアグレッシブな守備が持ち味だったが、井原監督はそこにテコ入れした。

 

しかし依然として難しい状況に変わりない。試合後のインタビューで、古賀はもう落とせる試合はないと語った。次の試合も勝ち点3を目指し、勝ち切ってチームを好転させたい。

 

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