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<マッチレビュー>J1第30節浦和レッズvs柏レイソル 2023年10月20日

f:id:gotohitachidai8:20231021100041j:image10/20(金)にJ1の浦和レッズvs柏レイソルの試合が、埼玉スタジアム2002で開催された。結果は後半に2ゴールを奪ったレッズが2-0で勝利を収めた。この試合を振り返る。

 

 

 

メンバー

両チームのスタメンはこちら。

 

サブ

浦和レッズ

GK 16 牲川

DF  4 岩波

DF 66 大畑(←8小泉、88分)

MF 25 安居(←30興梠、46分)

MF 27 パンヤ(←21大久保、76分)

FW 9 リンセン(←18高橋、88分)

FW 18 高橋(←14関根、8分)

 

柏レイソル

GK 21 佐々木

DF 2 三丸

DF 24 川口(←28戸嶋、61分)

MF 41 仙頭(←6椎橋、61分)

FW 9 武藤(←14小屋松、61分)

FW 19 細谷(←11山田康、70分)

FW 49 ドウグラス(←5高嶺、78分)

 

ホームのレッズは好調の岩波を左SBに起用、古巣対決の酒井とともにスタメン入りした。大久保が久々のスタメンとなり、最前線は出場停止のカンテに代わって、興梠が務める。

 

アウェイのレイソルは複数名を入れ替えて挑む。右SBに土屋、CBに立田、左サイドハーフに山田雄士、最前線に小屋松が入る。ベンチにはスタメン予定だった細谷や古巣対決の武藤、ドウグラスらが控える。

 

内容

開始早々、レッズにアクシデントが発生する。関根が8分にピッチに座り込むと、そのまま負傷により途中交代し、髙橋が前線に送り込まれた。10分にはレイソルに決定機が訪れる。高い位置でボールを奪うと、最後は戸嶋がダイレクトでシュートに持ち込むが、GK西川によって防がれた。 その後は膠着状態が続くが、レイソルが良い守備を見せゲームをコントロールする。23分には土屋のインターセプトから、最終的に高嶺がミドルシュートを放つ。40分にはレッズが浅めの位置から左足で鋭いクロスを送ると、ニアサイドで興梠が頭で合わせるも、わずかにゴール左へと外れてしまった。前半は0-0で折り返す。  

 

後半に入り53分にレッズがスコアを動かす。後半頭から投入された安居が裏へと抜け出し、角度の少ない位置からシュートを放つ。GK松本が一度弾くが、セカンドボールに小泉が反応し先制した。 勢いに乗るレッズは4分後に2点目を奪う。伊藤から大久保、小泉へと繋ぐ。荻原が左サイドを猛烈な勢いで駆け上がると、小泉のパスをペナルティエリア内左からダイレクトで振り抜き、豪快にネットを揺らした。61分に3枚替えを敢行したレイソルは、3-6-1のシステムに固定して攻めるもなかなか大きなチャンスを作れない。76分には川口にビッグチャンスが訪れるも枠を外してしまう。試合はそのまま2-0で終了し、レッズが勝利を収めた。

 

スタッツ

基本スタッツ

 

ボールポゼッションはレッズが上回っていたが、前半に関してはレイソルが回させていた印象が強かった。シュート数は同じだが、枠内シュート数はレッズが8本と高い数字を出し、2ゴールに繋げた。走行距離ではレイソルが上回ったが、スタメン出場の選手で足を攣ったプレイヤーもおり、守備での疲労は終盤になって響いた。CK数はレイソルが上回ったが、ゴールには結び付けられなかった。

 

キーモーメント

76分の川口の決定機のシーン。山田雄が間で受けてジエゴへスルーパス。細谷へマイナスのクロスを上げて武藤へ繋ぎ、最後は右サイドの川口へ。決定機を迎えた川口だが、シュートを枠に飛ばすことは出来なかった。

 

この試合は前半から攻撃時はジエゴを高い位置に置く3-6-1で攻めるレイソルにおいて、このシーンはパーフェクトに近い崩しを見せた。しかしゴールを奪うことができず、最終的にはノーゴールとなってしまった。

 

川口自身は2023シーズンなかなか出場機会がないこともあり、試合勘といったところでは不足していたかもしれない。1点返せば流れは一気にレイソルに傾いただけに、悔やまれるシーンだった。

 

痛恨の敗戦

またもレッズ相手に苦杯を舐める結果となってしまった。途中から入った選手に期待していたが、最後までゴールを奪うことができなかった。レギュラー陣とサブ組でコンディション含めて差があるように見えてしまった。また流れを掴んでいた前半にゴールを奪えなかったことも大きく響いた。

 

ただこの敗戦を引きずる訳にはいかない。また試合はやってくるので、連敗をしないことが大切である。この試合でも全部悪かった訳ではなかったし、前半は良い部分がいくつもあった。残留争いは熾烈を極める。この試合から切り替えて、次戦に挑みたいところだ。

 

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*写真はすべて筆者が撮影

 

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