9/2(土)にJ1の柏レイソルvs横浜F・マリノスの試合が、三協フロンテア柏スタジアム(日立台)で開催された。山田雄士がレイソル初ゴールを決め、サヴィオが追加点を奪い、レイソルが2-0で勝利した。この試合を振り返る。
メンバー
両チームのスタメンはこちら。
サブ
GK 31 守田
DF 2 三丸(←3ジエゴ、46分)
DF 50 立田
MF 14 小屋松(←36山田雄、74分)
MF 28 戸嶋(←11山田康、74分)
MF 41 仙頭(←5高嶺、74分)
FW 9 武藤(←6椎橋、79分)
GK 50 オビンナ
DF 19 実藤
MF 25 吉尾(←2永戸、79分)
MF 28 山根(←8喜田、67分)
MF 30 西村(←29ナム・テヒ、67分)
FW 17 井上(←7エウベル、91分)
FW 18 水沼(←18宮市、67分)
柏レイソルは天皇杯からリーグ戦メンバーに戻して挑む。前節からはスタメンを1人変更し、戸嶋に代わり山田雄士が初スタメンとなった。ベンチには武藤らが入り、フロートはメンバー外となった。
アウェイのマリノスもメンバーを変更。ナム・テヒをスタメンに抜擢した。古巣対決の上島とエドゥアルドもスタメンとなり、ベンチには西村や水沼らが控える。
内容
予想どおりマリノスがボールを握り、レイソルが構える構図で試合はスタートする。6分にマリノスのナム・テヒがミドルシュート。これはGK松本が防ぐ。17分にはレイソルの山田雄士がボレーシュートも枠を外す。飲水タイム明けにはレイソルにビッグチャンス。山田雄士のスルーパスから細谷がシュート。こぼれ球を椎橋が押し込みゴールを決めた。しかしVARでオフサイドとなりノーゴールの判定となる。41分にはロペスがフリーでヘディングシュートを放つがこれもオフサイド。前半は0-0で折り返す。
後半頭からレイソルは三丸を投入する。52分には良い流れからゴールが生まれる。サヴィオが侵入しマイナスの高嶺へ。右の山田雄士にパスが渡ると、カットインから左足でシュート。J1初ゴールを決めレイソルが1-0でリードする。マリノスは55分にロペスがシュートも決めきれず。64分にはレイソルのCKから高嶺がミドルシュート。しかしクロスバーに嫌われてしまう。その後お互い積極的に交代カードを切ると、82分に再びゴールが生まれる。細谷が相手のハンドを誘発しPKを獲得。サヴィオが決めて2-0とレイソルがリードを広げる。このまま試合は終了し、2-0でレイソルが勝利を収めた。
スタッツ
王者相手に圧巻のパフォーマンスを見せた。シュート数、枠内シュート数、CK数、走行距離、スプリント数でレイソルは上回った。ポゼッション率こそマリノスが上回ったが、効果的な攻撃は許さずに相手のボールを組織的な守備で奪った。特にスプリント回数では120対94と大きな開きがあり、この試合のレイソルの選手たちは躍動していたことがこの数字からもわかる。
キーモーメント
スタメン出場を果たした、山田雄士の先制ゴール。高嶺からのパスをペナルティーエリア内で受けると、カットインしてから左足でシュート。相手DFの股を抜いてゴールネットを揺らした。栃木SCでの経験により、ゴール前での仕事は格段にクオリティーが上がったと言える。以前であれば慌ててしまっていたと思うが、見事なシュートでJ1初ゴールを決めて見せた。井原監督のスタメン抜擢は見事に的中し、試合全体を通して好パフォーマンスを見せた。
自信が確信に変わった
レイソルは勢いそのままにチャンピオンへ挑み、そして見事な勝利を手にした。守備では2トップが相手ボランチへのパスコースをけん制してCBを困らせた。そして攻撃では細谷のスピードを活かすだけでなく、後ろからどんどん追い越し厚みのある攻めを見せた。結果追加点も奪うことに成功し、今シーズンのベストと言えるような内容であった。
8月からの好調を継続して代表ウィークに入る。今の勢いであればどんな相手でも勝てるという確信を持てるはずだ。そして17日には横浜FCとの重要な一戦を迎える。ここで勝利した方は、残留へ大きく弾みをつけることになる。2週間後もレイソルが勝利するのを、大勢のサポーターは確信している。
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