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<チーム分析>vs横浜F・マリノス J1第26節

9/2(土)にJ1の柏レイソルvs横浜F・マリノスの試合が、三協フロンテア柏スタジアム(日立台)で開催される。ホームでの3連戦の最終戦は、チャンピオン相手にどんなサッカーを披露できるか注目である。ここでは対戦相手の横浜F・マリノスについて分析する。

 

 

これまでの戦い

2022シーズンのJリーグを制し連覇をかけて戦う今シーズンも、ここまで順調に勝利を重ね、現在首位である。レオ・セアラや岩田、高丘といったレギュラーが抜けても、選手層の厚さを見せつけ強さを維持している。レイソルから獲得した上島をSBで起用するなど、独特なスタイルはポステコグルー監督時代から現在のマスカット監督に引き継がれている。

 

4-2-3-1を基本布陣とし、SBがインサイドにポジションを取る光景はもう珍しくなくなった。加えて今シーズンはアンデルソン・ロペスが中盤に下りてくることで攻撃をスムーズにしている。その結果、ここまで15勝と最多の勝利数を挙げており、ヴィッセル神戸との首位争いはし烈を極めている。

直近の試合

横浜FCとの横浜ダービーは1-4の大敗を喫した。開始9分にアンデルソン・ロペスが先制点を奪いそのまま勝利するかと思われたが、前半のうちに追いつかれると後半は横浜FCにカウンターを許し3失点。予想外の大敗となってしまった。

 

この試合ではルーズボールへの反応が鈍く、1、2失点目ではそれが顕著に出た。そして後半は敵陣に押し込んだもののゴールを決めきれずにいると、カウンターからさらに2失点を喫した。横浜FCの5バックシステムに手を焼いたのは確かだが、前半のうちに追加点を決めきれなかったことが大きな要因だった。ねじを巻きなおして挑んでくるレイソル戦では修正が施されるだろう。

 

フォーメーション図

 

カウンターから仕留められるか

現在負けなしが続いているレイソルは、チャンピオン相手にどのようなディフェンスを見せるのか。相手のウイングはスピードがあり、ひとりでは止められない可能性がある。そのためサイドハーフがどこまで下がって守備をするのかがポイントとなるだろう。

 

当然ポゼッション率はマリノスの方が上回ることが予想される。そうであればサヴィオと細谷の連携で、カウンターを仕掛けることが攻撃のメインとなる。1試合につき1回は迎えるGKとの1vs1を、細谷が冷静に決めきれればレイソルの勝利が見えてくるはずだ。

 

天皇杯で難敵グランパスを倒し、勢いはレイソルにある。前回対戦では悪夢のような敗戦となっただけに、ホーム日立台ではその記憶を塗り替えたいところ。残留を目指し王者を苦しめ勝利を収めたい。

 

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