9/17(日)にJ1の横浜FCvs柏レイソルの試合が、ニッパツ三ツ沢球技場で行われた。試合は前半に2点を奪ったレイソルが逃げ切り、1-2で裏天王山を勝利した。この試合を振り返る。
メンバー
両チームのスタメンはこちら。
サブ
・横浜FC
GK 49 ブローダーセン
DF 27 吉野
MF 14 高井(←15伊藤、83分)
MF 25 三田(←20井上、74分)
MF 31 坂本(←33近藤、74分)
FW 9 マルセロ・ヒアン(←7山下、62分)
FW 10 カプリーニ(←50小川、46分)
GK 21 佐々木
DF 3 ジエゴ(←6椎橋、81分)
DF 50 立田
MF 14 小屋松(←10サヴィオ、66分)
MF 28 戸嶋(←36山田雄、66分)
MF 41 仙頭(←11山田康、72分)
FW 17 フロート(←19細谷、72分)
ホームの横浜FCは前節からスタメン1名を変更。前節ゴールに絡んだ近藤を右ウイングバックに配置。前線は伊藤、小川、山下の3枚。ベンチには三田やマルセロ・ヒアンらが控える。
アウェイのレイソルもスタメンを1人変更。三丸を左SBに配置した。ベンチには佐々木、フロートが戻ってきた。
内容
前半はレイソルがボールを握りゲームを支配する。立ち上がり10分に片山のクロスから細谷がヘディングシュート。ここから多くのシュートチャンスを作ると、CKからはクロスバー直撃のシュートを放つ。なおも攻め立てるレイソルは、サヴィオのシュートが相手DFのハンドを誘いPKを獲得。前半33分にサヴィオ自身が決めてレイソルが先制点を取る。そして追加点を5分後に奪う。ハイプレスで相手のミスを誘発し、最後は細谷が落ち着いて決めて0-2とする。
後半頭に横浜FCがカプリーニを投入すると、流れは横浜FCへ。58分にはクロスに山根が飛び込む。63分はFKからカプリーニが直接狙うがGK松本がファインセーブ。レイソルの堅い守備を崩し切れないまま終盤に突入するが、それでも粘り強く攻め続け、87分にFKの流れからマルセロ・ヒアンが押し込んで1点差に。しかし、試合はそのまま1-2で終了し、残留へ向けた貴重な勝ち点3はレイソルが手にした。
スタッツ
前半はレイソルが、後半は横浜FCがボールを握り攻め込む展開となった。最終的にはほぼ全てのスタッツにおいて横浜FCが上回ったが、ゴールを多く奪ったのはレイソルであった。またイエローカードがレイソルに合計5枚出たが、遅延行為によるものが2枚だ。次戦以降早くその基準に適応しなければ、自分達の首を絞めてしまうだろう。
キーモーメント
38分のレイソルの追加点のシーン。前線からプレスをかけて山田雄士がボールを奪取し、細谷が冷静に決めてチームの2点目となるゴールを挙げた。前半は圧倒的にボールを握っていたがなかなかゴールを決めるに至らなかったが、33分のPKでの先制点の後すぐさま追加点を奪った。最終的には1点返されたが、このゴールのおかげで勝ち点3を手にすることができた。
リベンジを果たし残留へ大きな勝利
日立台でのリベンジを果たし、ライバルと勝ち点差を広げることに成功した。この試合でも終盤に失点したことで暗雲が垂れ込んだが、反撃を1点に留め勝ち点3を手にしたことはまた一つ大きな成功体験となった。
残りの試合も引き続き気を抜くことはできないが、それでもリーグ戦初連勝でチームは勢いを持続させていけるはずだ。残留をきちんと確定させ、そして天皇杯のタイトルを掴みに行きたい。
*写真はすべて筆者が撮影