9/17(日)にJ1の横浜FCvs柏レイソルが、ニッパツ三ツ沢公園球技場で開催される。残留争い直接対決の一戦は、間違いなく残留へ大きな意味合いを持つゲームとなる。ここでは対戦相手の横浜FCを分析する。
これまでの戦い
J2から昇格し大幅に選手を入れ替えて臨んだが、序盤戦はなかなか勝利することができず最下位に位置していた。しかしシステムを3バックに変更してカウンタースタイルにすると、勝ち点を積み上げていくきっかけを掴み現在は最下位から脱出している。
エースの小川が海外へ移籍し戦力ダウンが懸念されたが、全員でハードワークし伊藤や山下を起点に速攻を仕掛けるスタイルが定着している。またウイングバックも機を見て高い位置を取りドリブルなどで攻撃参加してくるので、サイドでの攻防もポイントとなるだろう。
直近の試合
名古屋グランパスとのアウェイゲームは1-1の引き分けであった。先制点を奪われたがその後はボールを握り61%のポゼッション率を記録、シュート数は18に上った。終了間際に途中出場の高井がゴールを決めて、上位チームから勝ち点1を奪った。
3-4-2-1で自信を手にしているチームだが、前半は稲垣に先制点を許してしまう。その後は相手陣内に押し込む展開を作るものの、なかなかゴールを奪えない。しかし終盤になるにつれて右ウイングバックの近藤の仕掛けからチャンスを作りだすと、その近藤のクロスにマルセロ・ヒアンがヘディングシュート。ポストの跳ね返りを高井が押し込み勝ち点を拾った。
ウイングバックが幅を取り高い位置で受け、2列目の選手がハーフスペースに走りこむパターンでチャンスを数多く作っている。レイソルは4バックのため、この攻撃は非常に厄介である。
リベンジを果たさなければいけない
日立台での前回対戦では0-1の敗戦を喫した。決定機を数多く使ったにも関わらず、無得点かつ黒星を喫したチームには大ブーイングが飛び、ゴール裏サポーターからは説明を求める声も上がった。
あれから4ヶ月、お互い様々な変化がありつつも調子は上向きである。6ポインターのゲームは白熱すること間違いない。屈辱的な敗戦のリベンジを期待し、レイソルサポーターはアウェイゴール裏が完売になるほど数多く駆けつける。残留を手繰り寄せるために、必ず勝たなくてはいけないビッグゲームである。
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