2023シーズンも残り8節となり、いよいよ終盤戦に突入した。監督交代、最下位転落など苦しみに苦しんだが、8月以降は負けなしかつ強豪チームに勝利している。ここでは流れが完全に上向いたレイソルが、残留を決めるために重要となる3試合をピックアップし紹介したい。
裏天王山リベンジなるか
横浜FCとの裏天王山は、今後の運命を分ける戦いになる。前回対戦では圧倒的にレイソルが攻め立てたにも関わらず、PKによる失点で0-1の敗戦を喫した。この試合後、ゴール裏サポーターはフロント陣に説明を求め改善を要求。そしてクラブは監督交代を決断、ネルシーニョ監督は退任し井原監督へバトンが渡された。
横浜FCについては3バックに変更して以降、調子を上げておりエース小川の抜けた穴をチーム全員でカバーしている。出場機会が増えた伊藤、俊足のドリブラー山下らは相手チームを苦しませており、レイソルもこの2人には注意しなければいけない。
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相性の悪い相手を倒せるか
川崎フロンターレには近年勝てておらず、最後に勝利したのは2017年の天皇杯である。フロンターレが黄金時代を築き、レイソルとの差は開いていると感じざるを得ない。今年の等々力での試合でも0-2の完敗を喫した。
しかし今シーズンのフロンターレは思い通りに勝利を重ねることが出来ておらず、不甲斐ないシーズンを送っている。またアジアチャンピオンズリーグが始まるため、過密日程の中レイソルと戦わなければならない。日立台での一戦は、レイソルにとって今までの屈辱を晴らす試合にしなければいけない。
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岐阜での天下分け目の戦い
最終節は名古屋グランパスと戦うが、会場は豊田スタジアムではなくFC岐阜の長良川競技場での開催となる。万が一残留争いがもつれ込んだ場合、この試合は文字通り天下分け目の戦いとなる。
グランパスはACL出場を賭け3位争いを演じている。この試合もその状況で迎える可能性が高く、レイソルに対して相当なモチベーションで挑んでくることが考えられる。しかし天皇杯ではレイソルが勝利したため自信を持って戦うことができる。岐阜での一戦は両者にとって明暗を賭けた激しい試合になるだろう。
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残留を確定させタイトル奪取へ
今の状況が継続できれば大崩れすることはなく、残留を手中に収めることができるはずだ。しかしJリーグは何が起こるかわからないリーグなので、目の前の一戦一戦に集中しなければいけない事も確かだ。
まずは横浜FC戦である。この試合の結果次第ではその先が大きく左右される、まさにビッグマッチと言えるだろう。着実に勝ち点を積み重ね、2012年以来の天皇杯優勝そしてアジアへの切符を手にしたい。
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