11/25(土)にJ1の柏レイソルvsサガン鳥栖の試合が、三協フロンテア柏スタジアム(日立台)で行われる。結果次第ではJ1残留を確定できる、重要な試合となる。ここでは対戦相手のサガン鳥栖について分析する。
これまでの戦い
川井監督のもと2シーズン目もしっかり残留を果たすことに成功した。J1からレンタルで実力者を集めて、大卒やユース上がりのプレイヤーを育てていくスタイルに変わりはない。樺山や富樫、西川らは違いを見せ、新加入の河原は圧倒的な走力でチームの心臓となった。
また戦術面では試合や状況ごとに可変システムを用いたり、立ち位置を修正したり巧みなチームとなった。試合終盤に得点を取る事ができているデータがこれを証明しており、勝ち点を拾うことに成功している。ただ8月以降は1勝とブレーキがかかっている状況である。
直近の試合
横浜FCにホームで1-3と敗れた。立ち上がりからペースを握られると、10分にサイドを攻略され先制を許す。すぐさま堀米のゴールで追いつくも、前半アディショナルタイムに痛恨のPK献上。1-2とされ前半を折り返す。後半はゴールに迫る回数を増やしたが決めきれず、逆に横浜FCの近藤にぶち抜かれて3失点目。
ボランチが本職の福田をCBにせざるを得ないなか、この日は左サイドを何度も攻略され続けた。レイソルも右サイドから相手ゴールに迫りたいところだ。攻撃面ではフィニッシュの精度を欠いたが、それでも長沼や樺山といったスピードのあるプレイヤーには注意が必要である。
日立台最終戦で残留を決めたい
他会場では残留争いのライバルが直接対決をする。レイソルは勝利すると条件次第で残留を確定させる事ができる。前回対戦ではチャンスを作り続けただけに、勝ち点3を掴みたいところだ。
この試合ではキャプテン古賀、ジエゴ、高嶺の3選手が出場停止。代役の選手が活躍できるかは大きなポイントとなる。特に立田はこの試合だけでなく、天皇杯決勝もスタメン出場する可能性があるため、安定したパフォーマンスでチームを支えたい。
2023シーズンは様々なことがあったが、このメンバーなら必ずJ1残留ができると信じている。ホーム日立台最終戦、満員のサポーターの前で最善の結果を残したい。
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