10min+

このコンテンツでは、柏レイソルを中心に国内・海外サッカーの話題や、千葉県柏市の話題を取り上げる。

MENU

<マッチレビュー>J1第33節柏レイソルvsサガン鳥栖 2023年11月25日

11/25(土)にJ1の柏レイソルvsサガン鳥栖の試合が、三協フロンテア柏スタジアム(日立台)で開催された。試合は両者2ゴールを奪い合い、2-2の引き分けに終わった。この試合を振り返る。

 

 

メンバー

両チームのスタメンはこちら。



サブ

柏レイソル

GK 21 佐々木

DF 24 川口(←16片山、69分)

DF 34 土屋

MF 14 小屋松(←11山田康、81分)

MF 28 戸嶋(←41仙頭、69分)

FW 45 山本(←19細谷、81分)

FW 9 武藤(←36山田雄、87分) 

 

サガン鳥栖

GK 31 岡本

DF 4 島川

MF 14  藤田(←7手塚、72分)

MF 18 西川(←38日野、62分)

MF 25 藤原(←23菊地、72分)

MF 32 横山(←29岩崎、62分)

FW 9 河田(←22富樫、87分)

 

柏レイソルは出場停止者3名のところに、立田、三丸、仙頭を起用。また戦列から外れていた片山がスタメンに復帰した。ベンチにはルーキーの山本が久々のメンバー入りを果たした。

 

アウェイのサガン鳥栖も大幅にメンバーを変更。古巣対決の手塚や特別強化指定の日野がスタメンとなり、堀米はメンバー外となった。

 

内容

立ち上がり4分にサガンが先制する。手塚のロングボールに岩崎が反応し、突破からクロス。戻った仙頭がクリアしようとするもゴール前へこぼれ、GK松本が弾いたところを富樫が押し込んだ。一方のレイソルは徐々にリズムを取り戻し、クロスを中心に攻め立てる。すると34分に山田雄のパスカットからカウンター。クロスにサヴィオがヘディングシュートを決めて同点にする。勢いそのままに38分、仙頭からサヴィオとつなぎ、スルーパスを受けた細谷がゴールに流し込み2-1。前半は2-1でレイソルがリードする。

 

後半立ち上がりもレイソルがゴールへ攻めるが、サガンがポゼッション率を高めていく。すると67分、横山の左クロスに長沼が飛び込み2-2。何としても勝利が必要なレイソルは、攻撃的な交代カードを使い3点目を狙いに行く。一進一退の攻防の中、アディショナルタイムに突入した92分には、右CKから立田が合わせるもGKパクがビックセーブ。試合はそのまま2-2で終了した。

スタッツ

基本スタッツ

シュート数は12本のレイソルサガンの2倍の数を記録した。枠内シュートも7本とチャンスを作ったが、勝ち切ることは出来ず。ボール保持率はサガンが上回ったが、これは予想通りだったといえる。そのほかのスタッツはほぼ互角であったが、ホームの優位性を存分に発揮するまでには至らなかった。

キーモーメント

67分のレイソルの失点シーン。スローインからのリスタートでクロスを上げられ、右サイドの長沼がゴールを奪った。まず立田がヘディングで繋ぎにいったところ、ミスとなりタッチラインを割った。その後、片山が横山と1vs1になったが、疲労もあり距離が遠くクロスを上げられた。そして三丸は長沼の勢いに競り負け、ゴールを許してしまった。いずれのシーンもここ最近スタメンでなかった選手が絡んだシーンで、個々の対応で甘さが出てしまった。

ホーム最終戦を飾れず

これで3試合連続ドローとなり、かつ2023シーズンの日立台終戦を終えてしまった。リーグ戦に限定すると、日立台ではわずか2勝しか挙げることができなかった。内容的には勝利も見えていたが、やはり厳しい結果となってしまった。

 

他会場の残留直接対決は湘南ベルマーレが勝利し、横浜FCは絶望的な状況となった。レイソルとの勝ち点差は3だが、得失点差で2桁の開きがある。レイソルの残留はほぼ見えている状況だ。

 

しかし夏場以降の調子の良さが鳴りを潜めており、直近の試合にサポーターは満足してはいない。リーグ最終節は必ず勝利し、そして天皇杯決勝に挑まなければいけない。

 

関連記事はこちら

 

gotohitachidai8.hatenablog.com