11/25(土)にJ1の柏レイソルvsサガン鳥栖の試合が、三協フロンテア柏スタジアム(日立台)で開催された。試合は両者2ゴールを奪い合い、2-2の引き分けに終わった。この試合を振り返る。
メンバー
両チームのスタメンはこちら。
サブ
GK 21 佐々木
DF 24 川口(←16片山、69分)
DF 34 土屋
MF 14 小屋松(←11山田康、81分)
MF 28 戸嶋(←41仙頭、69分)
FW 45 山本(←19細谷、81分)
FW 9 武藤(←36山田雄、87分)
GK 31 岡本
DF 4 島川
MF 14 藤田(←7手塚、72分)
MF 18 西川(←38日野、62分)
MF 25 藤原(←23菊地、72分)
MF 32 横山(←29岩崎、62分)
FW 9 河田(←22富樫、87分)
柏レイソルは出場停止者3名のところに、立田、三丸、仙頭を起用。また戦列から外れていた片山がスタメンに復帰した。ベンチにはルーキーの山本が久々のメンバー入りを果たした。
アウェイのサガン鳥栖も大幅にメンバーを変更。古巣対決の手塚や特別強化指定の日野がスタメンとなり、堀米はメンバー外となった。
内容
立ち上がり4分にサガンが先制する。手塚のロングボールに岩崎が反応し、突破からクロス。戻った仙頭がクリアしようとするもゴール前へこぼれ、GK松本が弾いたところを富樫が押し込んだ。一方のレイソルは徐々にリズムを取り戻し、クロスを中心に攻め立てる。すると34分に山田雄のパスカットからカウンター。クロスにサヴィオがヘディングシュートを決めて同点にする。勢いそのままに38分、仙頭からサヴィオとつなぎ、スルーパスを受けた細谷がゴールに流し込み2-1。前半は2-1でレイソルがリードする。
後半立ち上がりもレイソルがゴールへ攻めるが、サガンがポゼッション率を高めていく。すると67分、横山の左クロスに長沼が飛び込み2-2。何としても勝利が必要なレイソルは、攻撃的な交代カードを使い3点目を狙いに行く。一進一退の攻防の中、アディショナルタイムに突入した92分には、右CKから立田が合わせるもGKパクがビックセーブ。試合はそのまま2-2で終了した。
スタッツ
シュート数は12本のレイソルがサガンの2倍の数を記録した。枠内シュートも7本とチャンスを作ったが、勝ち切ることは出来ず。ボール保持率はサガンが上回ったが、これは予想通りだったといえる。そのほかのスタッツはほぼ互角であったが、ホームの優位性を存分に発揮するまでには至らなかった。
キーモーメント
67分のレイソルの失点シーン。スローインからのリスタートでクロスを上げられ、右サイドの長沼がゴールを奪った。まず立田がヘディングで繋ぎにいったところ、ミスとなりタッチラインを割った。その後、片山が横山と1vs1になったが、疲労もあり距離が遠くクロスを上げられた。そして三丸は長沼の勢いに競り負け、ゴールを許してしまった。いずれのシーンもここ最近スタメンでなかった選手が絡んだシーンで、個々の対応で甘さが出てしまった。
ホーム最終戦を飾れず
これで3試合連続ドローとなり、かつ2023シーズンの日立台最終戦を終えてしまった。リーグ戦に限定すると、日立台ではわずか2勝しか挙げることができなかった。内容的には勝利も見えていたが、やはり厳しい結果となってしまった。
他会場の残留直接対決は湘南ベルマーレが勝利し、横浜FCは絶望的な状況となった。レイソルとの勝ち点差は3だが、得失点差で2桁の開きがある。レイソルの残留はほぼ見えている状況だ。
しかし夏場以降の調子の良さが鳴りを潜めており、直近の試合にサポーターは満足してはいない。リーグ最終節は必ず勝利し、そして天皇杯決勝に挑まなければいけない。
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