9/30(土)にJ1の北海道コンサドーレ札幌vs柏レイソルの試合が、札幌ドームで開催された。試合は細谷の2ゴールを守り切ったレイソルが1-2で勝利した。この試合を振り返る。
メンバー
両チームのスタメンはこちら。
サブ
GK 1 菅野
GK 21 松原
DF 47 西野
MF 8 深井
MF 11 青木(←19小柏、81分)
FW 23 大森(←49スパチョーク、92分)
FW 32 トゥチッチ(←6中村、85分)
GK 21 佐々木
DF 34 土屋(←16片山、77分)
DF 50 立田
MF 14 小屋松(←11山田康、64分)
MF 28 戸嶋(←36山田雄、77分)
MF 41 仙頭(←5高嶺、64分)
FW 9 武藤(←10サヴィオ、77分)
ホームのコンサドーレはDFラインに出場停止者が相次いだ。そのため中村を真ん中に、田中と菅で3バックを形成する。前線は小柏、小林、スパチョーク。ベンチには青木らが控える。
アウェイの柏レイソルは片山をスタメンに復帰させいつものメンバーで挑む。ベンチには武藤、小屋松らが控える。
内容
前半立ち上がりからレイソルがチャンスを作る。1分に細谷がシュートを放つと、勢いよく試合に入る。コンサドーレは駒井がシュートも枠を捉えられない。徐々にコンサドーレの支配率が上がっていく中、カウンターからレイソルが先制する。21分にサヴィオからのパスを受けた細谷が、GKとの1vs1を制してゴールを決める。その後もコンサドーレがゲームを支配するが、追加点はレイソルに入る。38分に左サイドを駆け上がったジエゴがクロス。サヴィオがスルーして細谷がシュートを決めた。前半は0-2でレイソルがリードする。
後半も攻め立てるコンサドーレは、51分に1点を返す。小林の浮き球からこぼれたところにスパチョーク。1-2としてゲームはさらにコンサドーレペースとなる。68分にはFKで福森が狙うも決めきれない。レイソルは69分に細谷がシュートもGK高木のセーブにあう。75分には片山のプレーがペナルティエリア内でのハンドかと思われたが、PK判定とはならず。87分にはスパチョークに決定機もGK松本がセーブ。このまま試合は1-2で終了し、レイソルが貴重な勝ち点3を手にした。
スタッツ
戦前の予想通りボールポゼッションやシュート数ではコンサドーレが上回った。しかしカウンターからしっかりとゴールを決めてみせた細谷は、リーグ戦12ゴールと苦しいチームでも気を吐いている。後半も決定機があっただけに、3点目が入っていれば多少楽にゲームを進められたはず。交代出場の選手にもゴールを要求したい。
キーモーメント
レイソルの2点目のシーン。中盤でボールを奪うと一気にレイソルの選手が駆け上がり、長い距離を走った左サイドのジエゴへボールが渡る。グラウンダーのクロスにサヴィオはスルーして、細谷はトラップから冷静にゴールを決めた。ジエゴはこの日も積極的な攻め上がりで攻撃に厚みを持たせた。またサヴィオのスルーも相手DFを混乱させる要因となり、細谷のゴールをお膳立てした。一連の流れが素晴らしかったゴールだった。
残留へまた一歩前進
高嶺の札幌ドーム初凱旋試合となったが、守り切ったレイソルが勝利を収めた。前節の敗戦を生かし勝利できたことは大きい。残りわずかとなった2023シーズン、天皇杯タイトルの道も残されている。
ホーム日立台で戦うことになったロアッソ熊本戦は、柏レイソルサポーター誰もが待ち望んでいるタイトル獲得へ重要な一戦となる。J2相手とはいえ気を抜く事はできない。残留と天皇杯優勝。明確な目標がある今、どちらも達成するために目の前の一戦に全力を注ぎ、そして強い柏レイソルを取り戻したい。
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