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<チーム分析>vs北海道コンサドーレ札幌 J1第29節

9/30(土)にJ1北海道コンサドーレ札幌vs柏レイソルの試合が、札幌ドームで開催される。前節敗戦を喫したチームは、引きずることなくアウェイの試合を戦えるか注目である。ここでは対戦相手のコンサドーレについて分析する。

 

 

これまでの戦い

ペトロヴィッチ体制で確立したスタイルは前半戦は脅威を見せた。小柏、浅野、駒井の3トップに加え右WBの金子が躍動し、圧倒的な得点数でチームは勢いに乗った。レイソルもその攻撃陣の餌食となり、日立台では今季最多5失点を食らっている。しかしエースの金子が海外移籍するとチームはトーンダウン。けが人も重なり6/3のレイソル戦以降、リーグ戦で勝利したのはガンバ大阪との1試合のみだ。

 

ポゼッションは出来ているものの、シュートまで持ち込めない展開が数多く見られている。逆に枚数を前線にかけすぎて、カウンターからピンチを招き失点するパターンが散見される。エンタメ要素の強いサッカーは長きにわたったが、ついに今シーズン限りかもしれない。タイトルへの野望が途絶えた今、先日引退を表明した小野伸二のために勝利を目指し続ける。

直近の試合

前節は名古屋グランパスとアウェイで対戦し、1-1の引き分けであった。ポゼッション率61%にもかかわらず、やはりカウンターからユンカーに単独でゴールを許してしまう。それでも66分に流れるようなパスワークから最後は小林が決めて1-1。またも勝ちきるには至らなかった。

 

この試合ではスパチョークや小林が攻撃のアクセントとなった。シャドーの位置に入るスパチョークはミドルシュートを豪快に決める力を持っている。小林は長短のパスを巧みに使いテンポを生み出し、ゴールも決めた。また浅野は右WGを務め、精力的にサイドから攻撃に絡む役割を果たした。内容は上向きであるが、レイソルとの一戦では岡村、荒野、宮澤の3選手が出場停止となる。守備陣の構成をどのようにするかはポイントだろう。

 

フォーメーション図

 

高嶺ダービー勝ち越せるか

レイソルコンサドーレとの試合は今シーズン1勝1敗。ともに日立台で戦ったが、高嶺は移籍後初の札幌ドーム凱旋となるため、ブーイングの嵐となるのは間違いないだろう。

 

前節先制点を奪ったものの逆転を許したレイソルは、もう一度足元を見つめ直さなければならない。勝ち点を奪うためにギアを入れ直さなければ、残留の2文字は見えてこない。カウンターからしっかりとチャンスをモノにしたいところだ。

 

2022シーズンこの会場では6ゴールで大勝している。相手が早々に退場したこともあるが、良いイメージはついているはずだ。高嶺がスタメンと予想されるが、レイソルの勝利に貢献してもらいこのダービーを勝ち越したい。

 

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