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<チーム分析>vsサンフレッチェ広島 J1第25節

8/26(土)にJ1の柏レイソルvsサンフレッチェ広島の試合が、三協フロンテア柏スタジアム(日立台)で開催される。この試合からホームで公式戦3連戦を戦うことになるレイソルは、強豪チームから勝ち点を奪う必要がある。ここでは対戦相手のサンフレッチェについて分析する。

 

 

これまでの戦い

2022シーズンは充実したものになり、リーグ制覇を目指した今シーズンだったが相次ぐけが人により戦いは不安定であった。お馴染みの3-4-2-1システムをベースにするが、プレスがはまらずひっくり返されてしまうシーンが序盤戦で散見された。特に右ウイングバックの人選が定まらず、満田が務めることもあったが長期離脱の時期があった。若い中野や越道には期待がかかる。

 

ルヴァンカップ天皇杯ではすでに敗退が決定し、さらにリーグタイトルへの道が険しい状況。追い打ちをかけるように10番の森島が名古屋グランパスへ電撃移籍となってしまった。それでも直近では2連勝を飾っており、新戦力がチームにエネルギーを与えている。

直近の試合

ホームに川崎フロンターレを迎えた一戦は、3-2で打ち合いを制した。CKから先制したもののすぐさま追いつかれる展開のなか、後半には移籍後初出場のマルコス・ジュニオールが見事な個人技から追加点を奪う。しかし再び追いつかれ2-2のまま後半アディショナルタイムに突入。またもマルコス・ジュニオールが素晴らしいパスを満田に送ると、豪快に決めて劇的な勝利を収めた。

 

新加入の加藤陸次樹が早くもスタメンを勝ち取り、この試合ではシャドーに入った。時折ソティリウとポジションを入れ替えることもあり、ターゲットが2枚になったことはプラスだ。そしてマルコス・ジュニオールが個で違いを見せ1ゴール1アシストと圧巻のデビューを飾った。新加入2人にレイソルは仕事をさせてはいけない。

vs川崎フロンターレ スタメン

終盤の対策を講じれるか

今シーズンの試合終盤のデータを見ると、両チーム対照的だ。76分以降でレイソルは2得点9失点。一方サンフレッチェは13得点3失点。これだけの差があることはレイソル側も重々承知しているだろうから、どのように対策を講じるのかが肝となる。

 

今週レイソルに復帰した山田雄士はキーマンとなるだろう。相手DFのボール回しに対しプレッシャーをかけ続けて自陣からボールを遠ざけたい。また3バックの相手にはめっぽう弱いため、チーム全体のプレスのかけ方には注目したい。

 

いよいよリーグ戦は終盤に入ってきた。リーグ戦残り10試合で勝ち点15は上積みしないと残留が厳しいだろう。公式戦3連戦は強豪チームとの対戦だが、初戦に勝利すればチームはさらに勢いづくはずだ。

 

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