6/24(土)に、J1の柏レイソルvsアルビレックス新潟の試合が、三協フロンテア柏スタジアム(日立台)で開催される。リーグの後半戦初戦かつ順位の近いチームとの戦いで、勝ち点3で掴まなくてはいけない。ここでは対戦相手のアルビレックス新潟の分析を行う。
前半戦の戦い
J2チャンピオンはスタートからJ1に旋風を巻き起こした。サンフレッチェ広島、川崎フロンターレ、横浜F・マリノスなど強豪を撃破し、そのパスサッカーがJ1でも通用することを示した。
しかし徐々に対策を講じられると、勝つことが難しくなり13位まで順位を落としてしまった。ボールを握っていてもゴールを奪えない試合が増えたため、後半戦は松橋監督のアイディアに注目したい。
そしてチームのエースであった伊藤涼太郎がベルギーへ旅立った。リーグ戦7ゴール4アシストの大活躍でチームをけん引してきただけに、アルビレックスにとっては大きな痛手となる。しかし2022シーズンも10番本間至恩が抜け、それでもチームを維持したことから、今回も何かしらの対策を考えているはずだ。
直近の試合
リーグ戦では京都サンガとホームで対戦し1-3で敗れた。先制を許すと相手のハイプレスに苦しみ、なかなかゴールへ向かえない。それでも後半に追いつき勝ち越しを目指したが、パトリックに2ゴールを献上し敗れた。先週のルヴァンカップでもアントラーズに0-2で負けている。
アントラーズ戦ではミドルシュートで先制されると、ゴールキックからの繋ぎのミスで2失点目。その後元レイソルの田上を含め何度もゴールを脅かしたが、ゴールネットを揺らせずに敗れてしまった。
この日はセンターフォワードの鈴木と谷口を同時起用したが、彼らにゴールは生まれなかった。この2トップシステムを継続するかどうか、悩ましいところだろう。
4度目で勝ち越せるか
レイソルとアルビレックスはここまで3度対戦し、1勝1敗1分である。互角な戦いに終止符を打つべく、ホームのレイソルは何としてでもこの相手に勝利をつかみたいところ。
ここから順位が近いチームとの連戦が始まる。勝ち点を積み重ねることができないと、降格はより近いものになってしまう。後半戦のスタートを白星で飾れるか。
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