5/28(日)に、J1の川崎フロンターレvs柏レイソルが、等々力陸上競技場で開催される。ここでは対戦相手の川崎フロンターレについて分析する。
移籍動向
フットボールチャンネルHPを参考に作成
王座奪還を目指す2023シーズンだが、寂しい補強となってしまった。DFの要だった谷口がカタールへ移籍。その代役をレイソルから獲得した大南に託した。GK上福元はサンガで活躍したことを受け獲得、元レイソルの瀬川も補強した。
放出した選手では切り札だった知念をアントラーズへ手放した。しかし彼と谷口以外は武者修行のためのレンタル放出だった。この補強の失敗が、序盤戦に影響したのかもしれない。
直近の試合
リーグ戦で横浜FCに、ミッドウィークのルヴァンカップでは浦和レッズに敗れた。公式戦3連敗となり近年優勝争いをしてきたチームは、2023シーズンに関しては苦しんでいる。開幕から怪我人が続出し、スカッドを固定できていないまま勝ち点を落としている。
横浜FC戦は4-3-3でボールを7割握りながらも、わずか1得点に終わった。失点シーンは2点ともカウンターで、2失点目はスピードのある山下に車屋がぶっちぎられた。DFラインの不安定さがなかなか改善されず、チームは敗れてしまった。
過渡期にあるチームは、4-3-3だけでなく様々な形を試している。一時期は復活したかに見えたが、またも怪我人や出場停止により調子を落としている。レアンドロ・ダミアンが練習に参加したこともあり、レイソル戦では起用されるか注目だ。
鬼門で勝ち点を奪えるか
フロンターレ相手の対戦成績は極端に悪い。ここ9試合で勝ちを奪うことができていないうえに、等々力陸上競技場の試合に至っては2016年以来勝ちがない。
お互い調子が上がらない中迎えたこの一戦、レイソルは強豪相手にポゼッションサッカーを展開しゴールを奪えるか注目である。
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