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鎌田大地がラツィオ移籍後初ゴール!

日本時間の9/3(日)に、セリエAナポリvsラツィオが行われ、スタメン出場した鎌田大地は後半に移籍ゴールを決めチームの勝利に貢献した。鎌田のこの試合での活躍を振り返る。

 

 

待望の移籍後初ゴール

4-3-3の右インサイドハーフでスタメン出場した鎌田だったが、王者ナポリ相手に前半は苦しい展開を強いられる。圧倒的なポゼッション力と即座奪還の守備に後手を踏んだラツィオだったが、ルイス・アルベルトがバックヒールを華麗に決めて先制する。しかし直後にナポリのジエリニスキに同点弾を許し、1-1で前半を折り返す。

 

後半も構図は変わらなかったが、51分に鎌田がゲームを動かす。フェリペ・アンデルソンのカットからカウンターを発動。インサイドハーフの2人もスプリントをかけ、横パスをルイス・アルベルトがスルーし鎌田にボールが渡る。左にトラップが流れたが、身体をひねって左足でシュート。待望の移籍後初ゴールは、最終的にこの試合の決勝点となった。

 

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セリエA公式X

 

前任者との比較という重圧

ゼルビア代表のセルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチの代役として期待されている鎌田は、ラツィオサポーターの絶大な信頼度があったプレイヤーと比較される状況であり、いち早く結果が欲しいところであった。

 

しかし開幕2試合はなかなかコンディションが上がらず、本来のプレーを披露できず後半の早い時間にベンチへ下がっていた。本人もこの状況は理解しているとは思うが、さすがに異国の地でのチャレンジには時間がかかると想定されていた。

 

迎えた王者ナポリとの一戦、前半なかなか思うような展開には出来ず、鎌田自身もジエリニスキのシュートブロックが少し遅れてしまった為ゴールを決められた。それでも図太いメンタリティーの持ち主は逆足で見事にゴールを決めて見せた。仲間に祝福された後は、ガッツポーズを見せて喜びを露わにした。一つ結果を残したことで、新天地でのプレーはやりやすくなるだろう。

 

カテナチオの国で輝けるか

かつて中田英寿ユベントス相手に強烈なインパクトを残したように、鎌田もビッグクラブ相手にゴールを決めた。

 

しかしこの試合で新加入のゲンドゥージが、途中出場ながら取り消しとなった2ゴールに絡む好調さを見せており、鎌田のライバルとなる事が予想される。鎌田とゲンドゥージのポジション争いには今後注目したい。

 

ラツィオチャンピオンズリーグにも出場するため、ヨーロッパ最高峰での舞台でも鎌田の活躍は欠かせない。この舞台で2022-23シーズンは素晴らしい活躍を見せた。イタリアのチームでもゴールに絡むプレーでチームをけん引して欲しい。

 

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