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元スペイン代表マタがヴィッセル神戸に加入!イニエスタの後継者となるか

ヴィッセル神戸は元スペイン代表、フアン・マタの加入を発表した。イニエスタが去った後またもや世界的なビッグネームを獲得した。ここではマタについて触れていく事にする。

 

ヴィッセル神戸 on X: "【完全移籍加入のお知らせ】 MFフアン マタ選手が完全移籍で加入することが決まりました。 詳細はこちら▼ https://t.co/yuMqoXdKzJ #visselkobe #ヴィッセル神戸 https://t.co/0FwyayS4Kh" / Xx.com

 

 

経歴

1988年にスペインで生まれた。レアル・オビエドの育成組織から、名門レアル・マドリードへ。Bチームにも所属したがトップ昇格は叶わず、2007-08シーズンからバレンシアに移籍し本格的にキャリアをスタートさせる。するとレギュラーに定着し、ビジャやシルバらと共に活躍、2008-09シーズンは11ゴール13アシストを記録した。

 

2011-12からプレミアリーグチェルシーへステップアップ。背番号はバレンシア時代と同じ10番を背負い、チャンピオンズリーグ優勝に貢献した。2014年1月にはマンチェスター・ユナイテッドへ。香川真司と共に攻撃陣を牽引した。ユナイテッドでは8シーズン半で285試合51ゴール47アシストを刻んだ。

 

2022-23はトルコのガラダサライへ移籍。リーグ優勝に貢献したが、その後契約延長を行わずフリーになっていた。そしていくつかのオファーから日本行きを決める事になった。

 

プレースタイル

トップ下で輝くファンタジスタである。170cmと小柄な体格だが左足のキックは一級品である。セットプレーは間違いなくチームとして大きな武器となる。またゴール前では華麗なテクニックを見せ相手ディフェンダーを翻弄する。迂闊に足を出せばファールとなり、FKからゴールを決めてくるだろう。

 

日本との関わりで言えば、2012年のロンドンオリンピック。日本代表とグループリーグで対戦した際に、マタはオーバーエイジ枠として出場していた。右サイドからカットインしてミドルシュートを打ったり、狭いスペースでもワンツーでペナルティーエリアに侵入したりと、異彩を放っていた。なおこの試合は元レイソル大津祐樹のゴールで、日本が1-0で大金星を挙げた。

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イニエスタの後を継げるか

同じスペイン代表としてプレーし、5年間ヴィッセル神戸で活躍したイニエスタの代役として加入する事になった。マタも日本の文化には好印象を持っており、イニエスタ同様に溶け込んでくれることが期待できる。

 

しかし今のヴィッセル神戸のチームスタイルはポゼッション型ではない。大迫を中心とした縦に速い攻撃がメインとなっており、このスタイルにフィットするかは疑問だ。

 

とはいえスペイン代表やプレミアリーグで数々の栄光を築いた実力者は、Jリーグでも異次元の力を見せてくれるだろう。発表された背番号64は、亡くなった母親の年齢である。天国の母と共に、Jリーグでのチャレンジが始まる。