10min+

このコンテンツでは、柏レイソルを中心に国内・海外サッカーの話題や、千葉県柏市の話題を取り上げる。

MENU

我孫子市出身の中村敬斗は三笘を脅かす存在になれるか

6/15(木)にキリンチャレンジカップの日本vsエルサルバドルが行われ、日本が6-0で大勝した。後半に途中出場した中村敬斗は、チームの5点目を挙げ自身代表初ゴールを記録した。そんな中村について深堀していく。

 

途中出場で代表初ゴール

エルサルバドル戦では三笘に代わり、後半頭から左ウイングに投入された。3月の初招集時は短い時間でしかプレーできなかったが、この試合では長めの時間を与えられて結果を残した。60分に久保が右サイドから侵入し、また抜きのスルーパス。フリーで反応した中村が代表初ゴールを決めた。

 

前線からの守備を果敢に行い、ボールを持てばドリブルとスルーパスを武器に相手ディフェンダーを脅かした。チームは6得点の大勝を収め、森保ジャパンの第2陣初勝利に貢献した。

サッカー日本代表公式Twitter

 

レイソルでは水が合わず三菱養和

中村は千葉県の我孫子市(あびこし)出身で、小学生の頃は地元の高野山SSS、柏イーグルスを経て柏レイソルのアカデミーにも所属していた。しかし当時のパスサッカーには合わず、三菱巣鴨ジュニアユースへと活動の場を移した。

 

その後三菱養和SCで活躍し世代別の代表に選ばれるなど頭角を現した。その当時はアシストした久保ともプレーしている。高校3年生時にガンバ大阪でプロ入りを果たすと、2019年のU-20ワールドカップに出場。またJリーグカップニューヒーロー賞も受賞している。

 

そして海外移籍を決断し、オランダのトゥエンテへ旅立った。苦しい時期を過ごすこともあったが、22-23シーズンはオーストリアのLASKリンツで36試合17得点の大活躍。リヴァプールが獲得に乗り出しているとの報道も出たほどだ。

 

左ウイング争いで三笘を脅かせるか

22歳のウインガーはまだまだ伸びしろが十分である。おそらく来シーズンはよりレベルの高いクラブへ移籍するだろうが、順調に行けば三笘を脅かす存在になれるはずだ。

 

海外で挫折を味わい、一時期はオーストリアの2部で戦っていた。それでも自信を失わず這い上がってきた中村敬斗は、今後どのようなキャリアを歩むのだろうか。同じ地元出身者として、行く先に注目していきたい。

 

関連記事はこちら

 

gotohitachidai8.hatenablog.com

 

ポートフォリオページはこちら

t.co