6/15(木)にキリンチャレンジカップの日本vsエルサルバドルが行われ、日本が6-0で大勝した。後半に途中出場した中村敬斗は、チームの5点目を挙げ自身代表初ゴールを記録した。そんな中村について深堀していく。
途中出場で代表初ゴール
エルサルバドル戦では三笘に代わり、後半頭から左ウイングに投入された。3月の初招集時は短い時間でしかプレーできなかったが、この試合では長めの時間を与えられて結果を残した。60分に久保が右サイドから侵入し、また抜きのスルーパス。フリーで反応した中村が代表初ゴールを決めた。
前線からの守備を果敢に行い、ボールを持てばドリブルとスルーパスを武器に相手ディフェンダーを脅かした。チームは6得点の大勝を収め、森保ジャパンの第2陣初勝利に貢献した。
#キリンチャレンジカップ 2023🏆
— サッカー日本代表 🇯🇵 (@jfa_samuraiblue) 2023年6月15日
🇯🇵 #サッカー日本代表 vs エルサルバドル🇸🇻#久保建英 の股抜きスルーパスは、フリーの #中村敬斗 へ!#中村敬斗 は冷静にゴールへ流し込み、嬉しい代表初ゴール🎊
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レイソルでは水が合わず三菱養和へ
中村は千葉県の我孫子市(あびこし)出身で、小学生の頃は地元の高野山SSS、柏イーグルスを経て柏レイソルのアカデミーにも所属していた。しかし当時のパスサッカーには合わず、三菱巣鴨ジュニアユースへと活動の場を移した。
その後三菱養和SCで活躍し世代別の代表に選ばれるなど頭角を現した。その当時はアシストした久保ともプレーしている。高校3年生時にガンバ大阪でプロ入りを果たすと、2019年のU-20ワールドカップに出場。またJリーグカップのニューヒーロー賞も受賞している。
そして海外移籍を決断し、オランダのトゥエンテへ旅立った。苦しい時期を過ごすこともあったが、22-23シーズンはオーストリアのLASKリンツで36試合17得点の大活躍。リヴァプールが獲得に乗り出しているとの報道も出たほどだ。
左ウイング争いで三笘を脅かせるか
22歳のウインガーはまだまだ伸びしろが十分である。おそらく来シーズンはよりレベルの高いクラブへ移籍するだろうが、順調に行けば三笘を脅かす存在になれるはずだ。
海外で挫折を味わい、一時期はオーストリアの2部で戦っていた。それでも自信を失わず這い上がってきた中村敬斗は、今後どのようなキャリアを歩むのだろうか。同じ地元出身者として、行く先に注目していきたい。
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