日本時間の8/13(日)に、フランスのリーグアン開幕節のマルセイユvsスタッド・ランスの試合が行われた。スタメン出場した伊東純也は先制ゴールをあげ、移籍加入した中村敬斗も後半に出場し早速デビューを飾った。この2人のパフォーマンスについてまとめる。
ゴールでチームをけん引
まず伊東純也について。この試合は絶対的な中心的選手として攻撃をけん引した。右サイドでスタメン出場すると、前半10分にゴールを決める。右サイドからのクロスに対し相手DFがクリアミス。空中に浮いたボールにいち早く反応した伊東が、ダイレクトボレーをたたきこみゴールネットを揺らした。
同点に追いつかれたあとの38分、右サイドからのマイナスクロスをダイレクトでシュートし2点目を決めたかに思ったが、その前のパスがタッチラインを割ったと判定されノーゴールに。その後も巧みなポジショニングやパスでマルセイユDFの脅威となり続けた。1-2で試合には敗れたが、複数の地元紙は伊東にチーム最高点を付けている。
早速チャンスを与えられた
この夏に5年契約でスタッド・ランスに加入した中村敬斗。60分から左サイドに入り早速デビューを果たした。加入発表後わずかな時間しかなかったため、味方との連携はうまくいかなかったが、カットインからシュートやペナルティーエリア深くへの侵入、伊東へのクロスなど要所要所で存在感を見せた。
チームとしても中村には大きな期待を寄せており、移籍金は約16億円と安くない金額をLASKリンツに支払った。スティル監督は中村のことを評価しており、徐々に信頼関係を築き上げていけばスタメン出場もそう遠くはないだろう。
柏からフランスへ
日本代表でも両ウイングとして活躍する2人は柏に縁がある。伊東はヴァンフォーレ甲府からレイソルに移籍しブレイク。日本代表定着するまでに成長した。そして中村は隣町の我孫子市で生まれ、柏イーグルスとレイソルU-12に在籍していた経歴を持つ。
酒井宏樹もマルセイユで活躍したことから、柏とフランスには縁があるのかもしれない。そしてスタッド・ランスでこの2人のウインガーを見れるのは、柏の人々からしたら嬉しい出来事である。
伊東はチームの絶対的エースとして、そして中村は次世代の主力としての期待がかかる。新たに誕生した日本人コンビが、23-24シーズンのフランスで輝くことを期待している。
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