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3/8(水)にルヴァンカップ第1節、柏レイソルvs鹿島アントラーズの一戦が、三協フロンテア柏スタジアム(日立台)で行われた。前半アントラーズが松村のゴールで先制するも、後半に細谷が決めて、1-1の引き分けで終了した。この一戦を振り返る。
メンバー
両チームのスタメンはこちら。
サブ
GK 46 松本
DF 23 岩下
DF 34 土屋
MF 6 椎橋(←28戸嶋、62分)
MF 10 サヴィオ(←9武藤、69分)
MF 40 落合(←43ファルザン、78分)
FW 19 細谷(←35真家、62分)
GK 29 早川
DF 2 安西(←28溝口、70分)
MF 8 土居(←27松村、62分)
MF 25 佐野(←35中村、70分)
MF 33 仲間(←17カイキ、62分)
FW 36 師岡(←10荒木、75分)
FW 37 垣田
両チームともリーグ戦から、メンバーを大きく変えてきた。まず柏レイソルは8名を変更した。GK守田は加入後初出場となる。DFラインはそこまで変わっていないが、中盤は山本、ファルザンと18歳のルーキーが抜擢された。最前線は真家と武藤が組む。ベンチには松本、岩下、落合が今シーズン初めて入った。
一方の鹿島アントラーズは、関川以外をすべて変えてきた。リーグ戦で出場停止だった荒木がスタメン、最前線には染野が入った。古巣対決の仲間はベンチからのスタートになった。
内容
試合は立ち上がりからテンション高く、激しい攻防となる。開始10分はアントラーズが攻め立てたが、それをしのいだレイソルが決定機を迎える。12分に武藤のパスを受けた、真家が決める。しかしこれはオフサイドで得点は認められず。すると22分、クリアミスを拾ったアントラーズが中央から攻め、最後は松村がゴール。先制点は鹿島アントラーズに入った。その後は左サイドのモハマドファルザン佐名を軸に、レイソルが攻める。アントラーズも38分にFKからキム・ミンテがヘディングシュート。これはポストをたたき追加点ならず。前半は0-1でアントラーズがリードする。
後半はレイソルが終始ボールを握り、アントラーズが一発を狙う構図となった。60分松村が決定機を迎えるも、三丸がスライディングで阻止。細谷とサヴィオを投入して活性化を図るレイソルは、83分に山本桜大がミドルシュート。85分は逆にアントラーズにチャンス。途中出場の師岡がフリーでシュートを打つも、守田がビッグセーブ。そして90分、CKから落合が粘り細谷がシュート。これが決まり1-1。96分には山本からのスルーパスに細谷が反応してシュートを放つも、沖に阻止され試合終了。1-1の引き分けで終えた。
スタッツ(柏レイソル:鹿島アントラーズ)
シュート数 13:12
枠内シュート 4:3
ボール支配率 57:43
FK 21:14
CK 4:5
イエロー 2:2
レッド 0:0
後半はレイソルが完全に支配しており、ポゼッション率で上回ったが、シュート数はほぼ互角であった。アントラーズのしたたかで効率の良い攻撃は、いつ追加点を決めていてもおかしくはなかった。球際の激しい攻防により、FKの数はやや多かった。
キーモーメント
この試合は守田がチームを救ったと言える。前後半で1回ずつあった決定機を体で阻止し、チームのピンチを救った。特に前に出るタイミングが絶妙で、85分のシーンでは完全にディフェンスラインの裏を突かれたが、体を大きくし抜群のタイミングで飛び出した。これがなければレイソルは負けていた。また細かくディフェンス陣と話し合っていた姿も、頼もしくみえた。
おわりに
この試合はユース出身の真家、山本、ファルザンが随所に輝き攻撃をけん引していた。特に左サイドに入ったファルザンは、ドリブルで相手をはがすシーンを何度も見せ、日立台を大いに沸かせた。ただ3人ともゴール前での精度にかけ、シュートまで至らないことが多く課題である。そしてGKの守田の活躍は、今後のレギュラー争いに火をつけたに違いない。週末の名古屋グランパス戦でのスタメンが、誰になるのか非常に楽しみだ。
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