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白熱の柏ダービーは流経大柏に軍配

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6/25(日)に高円宮U-18プレミアリーグイーストの、流経大柏vs柏レイソルユースが行われた。点の取り合いとなった試合は、ホームの流経大柏が4-2で勝利した。この試合を振り返る。

 

 

スタメン

両チームのスタメンはこちら。

ともに4-4-2のシステムを採用。流経大柏はインハイで市船に敗れたところから立ち直れるか注目だ。レイソルはFW登録の大木と市村をサイドバックにコンバート。3年生の別府、池端、田村を中心に組み立て、最前線に近野と戸田が構える。

 

内容

開始早々の3分にレイソルが先制する。左サイドからの折り返しをシュート。GKが弾いたところを25黒沢が決める。その後は流経のペース。立て続けにミドルシュートを放つと、12分には流経の29山野が抜け出しシュート。27分にはレイソルの15戸田が抜け出しシュートも枠を外れる。すると36分に流経が追いつく。29山野が反転からゴールを決める。それでも44分にレイソルが突き放す。25黒沢のスルーパスに反応した19吉原がゴール。前半は1-2でレイソルがリードして折り返す。

 

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後半最初の決定機はレイソル。57分にカウンターから9近野に決定機も決めきれず。60分には流経がPKを獲得。しかしレイソルGKオリバーがセーブ。それでも65分に流経がまたも同点とする。途中出場の16柚木がゴール。レイソルは直後に5バックに変更し、流れを止めようとする。それでも74分には流経がついに勝ち越す。2田中が2回目のシュートでゴール。3-2とスコアをひっくり返す。直後の75分、レイソルの25黒沢の左足シュートはポストに嫌われる。80分には10関富が枠内シュートを放つ。しかし95分、流経がまたもPKを獲得。6中田が2度目の勝負を制し、レイソルにとどめを刺した。そして試合は4-2で流経大柏が勝利を収めた。

 

フィジカルとメンタルで差が出た

先週の試合で勝利したレイソルと、インハイ予選決勝で敗れた流経大柏。前半はメンタル面でレイソルが有利で、そのままゴールにも繋がった。

 

しかし流経も流石のバウンスバックを見せた。PKを失敗しても怒涛の攻撃で逆転に成功した。後半には流経がメンタルで完全に上回った。そしてフィジカル面でも流経が総じて上回った。運動量、球際、スプリント、ハイボールの競り合い。局面局面でレイソルの選手たちは苦しめられた。

 

そして中盤で機能していた5田村を、左ウィングバックに変更した策は機能しなかった。藤田コーチは流れを止めるためにシステムを5バックにしたが、後手を踏む原因になってしまった。

 

主力の3年生が怪我から戻り、チームとして自信が芽生え始めている中、初の連勝を逃した。ここから夏場での戦いが本格化する。引き続きトップチームへ駆け上がるプレイヤーが出てくることを期待したい。

 

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*写真はすべて筆者が撮影

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