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サッカーよりもフットサルに需要あり?人口減少問題を考える

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2022年カタールワールドカップで、日本代表が強豪国をなぎ倒し、ベスト16進出を果たしたことで盛り上がった日本サッカー界。しかし近年はサッカー人口減少の問題を抱えている。

 

調査によれば2021年のサッカー競技人口比率は、日本全体の4.7%だ。1996年7.6%から、大きく減少しているのだ。

統計局ホームページ/統計トピックスNo.133/統計からみたサッカーの状況−「2022FIFAワールドカップ」にちなんで−

 

この問題について、ここではひとつの解決策を提示したいと思う。

 

サッカーは観るのもやるのもハードルが高い

 

サッカーが抱える問題は多数あるが、あえて絞るならば二つである。「観に行くのにリスクを負う」「プレーするのが難しい」ことである。

 

観に行くのにリスクを負う

・90分で点が入りにくい

サッカーはなかなか得点が生まれないスポーツだ。0-0や1-0はザラである。1時間30分かけてこの結果だと、タイムパフォーマンスが悪いと言わざるを得ない。

 

・天気に左右される

屋外スポーツであるが故に、雨や雨、暑さや寒さに耐えなければいけない。試合がある日の天気予報が悪ければ、観戦を断念する人は多いはずだ。

 

・遠いので見えない

いざ観戦する席に着くと、選手とボールが小さすぎて何が起こっているのかよく見えない。これもサッカーでは当たり前の現象だ。コートは105m×68mと広大なうえに、周りには陸上トラックが敷かれている会場も多い。それならばテレビで見た方がマシだが、Jリーグは地上波でほとんどやっていない。

 

プレーするのが難しい

・手が使えない

GKを除き足でプレーするスポーツであるため、初心者が思うようにプレーするのには時間を要する。

 

・11人も揃えなければいけない

人数集めの際に最低でも11人揃えなければいけないのは大変である。地域クラブや部活では人数が足りず、大会を辞退してしまうこともままならない。

 

・ルールが複雑である

サッカーで一番わかりにくいルール、「オフサイド」の理解に苦しむことは、初心者が避けて通れないことだ。またハンドなどのファウルは毎年のように改正されており、プロ選手ですら完璧に理解することはできていない。

 

フットサルから活路を見いだすべき理由

上記のような問題があるサッカーに、似たスポーツがある。それがフットサルである。5人制の小さなコートで行うこのスポーツは、サッカーが抱える問題をいくつかクリアにしてくれる。

 

・屋内スポーツ

フットサルはサッカーと違い屋内で行う。そのため天候不順には影響されない。またコートも小さいため、観戦者も見やすい。

・5人制

サッカーの半分以下の人数でチームが組める。そのため気軽に大会に出れるし、ベンチメンバーが多ければもう一つチームを作ることも可能だ。

・短い時間で点が入りやすい

フットサルは40分で行われる。サッカーと比較すればコートが小さい分、得点が入りやすいため、短時間でたくさんのゴールが生まれる。展開が早く、観ている方もエキサイティングになる。

オフサイドがない

サッカーで一番難しいオフサイドは、フットサルでは存在しない。そのため初心者がルールを理解するハードルは下がるだろう。

 

時代に適しているのはフットサルか

日本全体が人口減少を辿る中、11人を集めるのが難しく、広大な土地を必要とするサッカーは気軽なスポーツではない。そうであれば、より身近で簡単にできるフットサルにもっとフォーカスを当てるべきではないか。プロのFリーグのメディア露出度を増やすことはもちろん、地域クラブの取り組みにも注目したい。

 

私は初心者でも、まずプレーしてみることが大切だと考えている。プロのどんなプレーが凄いのかは、自分自身が実際に感じたことから分かるからである。

 

近年では社会人でも1人で参加できる、フットサルプログラムがたくさんある。まずは試しにプレーすることから、フットサルやサッカーの魅力を知ってもらいたいところだ。

 

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