4/23(日)に、J1のセレッソ大阪vs柏レイソルの試合が、ヨドコウ桜スタジアムで行われる。ここでは対戦相手のセレッソ大阪について、分析する。
移籍動向
ピンポイントで着実に補強を行った。FWには実力者のレオセアラを獲得し、アビスパで結果を残したクルークスも加わった。さらに約12年ぶりに帰還した香川真司も加入し、厚みのある前線となった。また若手もユースから2人、高校から2人と育成も見据えての戦力拡充となった。
一方長年在籍した、丸橋やチアゴといった、DFラインの選手を放出した。けが人が続出すると、不安が付きまとう最終ラインの編成になったのは否めない。
直近の試合
J1ではアウェイでFC東京と対戦し、2-1で勝利を収めた。奥埜の2得点で見事に逆転勝ちしたが、ミッドウィークのルヴァンカップ、京都サンガ戦では0-2で完敗。レギュラー組をスタメンで使っての敗戦が、レイソル戦でどう響くか気になるところ。
清武の長期離脱を受け、スタメンに定着した香川。コンディションは徐々に上がっており、レオセアラとのホットラインが開通した。ライン間で受ける技術力の高さと、スルーパスのキック精度は一級品である。ボランチではチーム内走行距離1位の、奥埜が広いカバーエリアをサポートし、原川が長短のパスで組み立てている。
しかしルヴァンカップ京都戦では、前半ハーフスペースを侵入され先制を許すと、攻めあぐねて終了間際にフリーキックで2失点目を喫した。相手の2列目からの飛び出しへの対応は課題と思われる。
上昇気流に一気に乗れるか
ルヴァンカップを戦った両者だが、結果とメンバーは対照的だ。レイソルは多くの主力をスタメンから外し、逆転勝ちを収めた。一方セレッソはスタメン組で敗戦を喫した。
レイソルからしてみれば、相手は疲労が溜まっており後半にチャンスを迎える回数が増えると予想できる。サガン鳥栖との試合のように、後半から一気に攻撃陣を投入し、仕留めたいところだ。
ここ3試合で調子を上げてきたレイソル。アウェイでも勝利をつかめるか、注目の一戦となる。
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