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4/5(水)に、ルヴァンカップのアルビレックス新潟vs柏レイソルが、デンカビッグスワンスタジアムで行われる。ここでは対戦相手の、アルビレックス新潟の分析をしたい。
移籍動向
J2優勝メンバーを軸に2023シーズンのJ1を戦う方針のため、補強はほとんどなかった。ドリブルで起点になれる太田の加入により、ウイングのポジション争いは面白くなった。
放出もほぼなく、静かなオフを過ごした。6年ぶりのJ1を現状のメンバーで戦う覚悟は、すでにできている表れだ。
直近の試合
週末のJリーグではホームで名古屋グランパスと対戦し、1-3で敗れた。先制点を決めた直後のプレーで、舞行龍ジェームズが一発退場。10人での戦いを強いられ、結局逆転されてしまった。
しかしここまでチームは好調を維持しており、J1を魅力的なサッカーで席巻している。GKから丁寧にビルドアップし、選手間の距離感とテンポよく前進する。川崎フロンターレを破った一戦でもそのスタイルで勝利をおさめ、トップカテゴリーともやれる自信を得た。
4-2-3-1をベースにするアルビレックスの中心選手は、トップ下の伊藤涼太郎である。優れたテクニックと状況判断力で、相手DFをかく乱する。近い将来日本代表に選ばれても、何の疑問も抱かないほどの活躍で、チームをけん引している。
名古屋グランパス戦では持ち味のパスワークがあだとなった。自陣でのミスで同点に追いつかれると、その後クロスから2失点。10人での時間が長かっただけに、難しい試合となってしまった。
パスワークを封じ込めるか
連戦となるため、レイソルとの試合はターンオーバーを敷いてくるだろう。しかしBチーム主体でも、レギュラー組で挑んだ鹿島アントラーズに勝っている。どの選手が出ても、アルビレックスのやるサッカーは変わらず強い。
柏レイソルは相手のパスワークをハイプレスで嵌めに行きたいところ。細谷を筆頭にプレッシャーをかけ、高い位置でボールを奪えるかが試合のポイントになるだろう。
金曜日開催だったレイソルは、ベストな布陣で臨むはず。この試合に負けると、このルヴァンカップでの敗退はほぼ確定してしまう。相手がBチームだろうがアウェイだろうが、レイソルが今欲しいのは勝利だけである。