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4/5(水)に、ルヴァンカップ第3節のアルビレックス新潟vs柏レイソルが、デンカビックスワンスタジアムで開催された。試合は前半に2点を奪ったアルビレックス新潟が、そのまま2-0で勝利した。この試合を振り返ることにする。
メンバー
両チームのスタメンはこちら。
サブ
GK 24 瀬口
DF 18 早川
DF 34 長谷川
MF 8 高(←6秋山、77分)
MF 13 伊藤(←47吉田、77分)
MF 14 三戸(←29シマブク、83分)
FW 11 太田(←22松田、83分)
GK 47 松本
DF 4 古賀(←24川口、67分)
DF 2 三丸
MF 10 サヴィオ(←8中村、46分)
MF 28 戸嶋(←48熊澤、46分)
MF 41 仙頭(←40落合、46分)
FW 17 フロート(←11山田康、46分)
ホームのアルビレックス新潟は予想通りターンオーバーを行った。古巣対決の田上がCBでスタメン。大卒ルーキーのシマブクが最前線に入る。ベンチには伊藤や三戸、太田などレギュラー組が控える。
一方の柏レイソルは、戦前の予想とは反し入れ替えてきた。立田が4試合ぶりのスタメン復帰、田中とコンビを組む。古巣対決の川口が右SBに入る。中盤には落合と熊澤の大卒コンビがスタメンに抜擢された。熊澤はプロデビュー戦となる。細谷と山田康が2トップを組む。
内容
前半はアルビレックスがレイソルを圧倒した。6分に背後を取られ、クロスに松田が合わせて先制点を奪われる。16分にはボックス内でフリーを作られ、小見に決められ早くも2-0となる。全くプレスがかからず、自由にさせてしまっていたレイソルは、相手のミスから決定機。39分細谷がGKと1vs1になるも、枠に決められず。2-0で折り返した。
後半頭からレイソルは4人の選手交代を行う。レギュラー組を総動員して試合を動かしにかかる。開始直後の46分に仙頭のミドルシュートが相手GKを強襲する。76分にはこの日最大の決定機が訪れる。サヴィオのスルーパスに反応したフロートがループシュート。しかし相手DFのゴールカバーにより得点ならず。その後細谷がチャンスを迎えるも活かしきれずにタイムアップ。2-0でアルビレックス新潟が勝利した。
スタッツ
試合終了
— アルビレックス新潟 (@albirex_pr) 2023年4月5日
🏆2023JリーグYBCルヴァンカップグループステージ#アルビレックス新潟 2-0 #柏レイソル#albirex pic.twitter.com/KkGUsKoHoD
アルビレックス新潟が一方的に攻めた前半により、ボールポゼッション率は圧倒された。後半は巻き返し、レイソルもシュートチャンスを増やしたが、枠内シュートは3本に留まった。選手たちの気迫がまったく感じられなかった前半45分が、この試合の結末を決めてしまった。
キーモーメント
この試合の76分に、レイソルが迎えた最大のチャンスシーン。サヴィオが右サイドから中へポジションを取る。ボールを受け前を向くと、フロートが相手DFの背後に走りこむ。絶妙なパスに相手GKが飛び出したところを、チップキック気味に浮かし無人のゴールへ。決まったかに思われたが、アルビレックスの渡邊のナイスカバーでゴールにならなかった。これが決まっていれば、試合の行方は分からなくなっていただけに、レイソルは悔やまれるシーンであった。
あまりにも杜撰な前半
残念ながら前半のレイソルの選手たちのプレーは、観ていられないものだった。簡単に前を向かれる、プレッシャーをかけない、マイボールをすぐ失う。あまりにも自分たちのプレーに迫力も責任もなく、ミスが散見され「ちんちんにされた。」
後半頭はメンバーを4人も替えたが、当然である。ピッチに立つ資格がない選手が、ピッチに立ってしまったのだから。2点で済んだものの、もっと取られても何ら不思議ではなかった。
チーム全体が空中分解していることが、この試合で明らかになった。試合後はネルシーニョ監督がサポーターの態度に抗議した。取り返しがつかなくなる前に、フロントは手を施さなければならないはずだ。